見出し画像

10年以上使ったダスキンをやめた話

 10年以上使ってきたダスキンモップを解約した。実家時代を入れると30年以上のお付き合いだった。
 使い始めた当初は便利だったものの、なぜ不便に思うようになったきたのか。自分の環境の変化や性格も理由にあると思う。
 娘も私も埃アレルギーのため、解約には少し勇気が必要だった。

1.掃除したいときに掃除できない

① 頻度の問題

 ダスキンは約4週間ごとに新しいモップに交換される。しかし、サイクルが決まっていることが、自分には合わなくなってきた。
 出産前は掃除したいときに好きなだけ掃除をすることができた。しかし、出産して仕事をしているとなると、掃除できるタイミングが限られてくる。たくさん掃除できるときもあるし、そうでもないときもある。
 たくさん掃除したときにはモップに埃がいっぱい付いてしまい、月末は掃除しづらい(モップに付いた埃は落ちないということではあったが、やっぱり落ちてしまうと思う)。
 逆に、あまり掃除しなかったときに、あまり汚れていないモップを返却するともったいない気持ちと罪悪感が出てくる。
 埃アレルギーがある私としては、自分のペースで好きな時に掃除がしたいと思った。

② 数の問題

 私自身は、気になった時にすぐ掃除したいタイプだ。
 しかし、基本的にダスキンモップは家に1本だけであり、思い立った時にモップが置いてある場所まで取りに行って戻ってこなければならない。
 私はリビング、自分の仕事部屋、寝室、洗濯機周辺の埃が特に気になる。この場所を掃除したいと思ったときに、モップを取りに行くということが掃除意欲をなくさせることが分かってきた。

2.交換の作業が面倒

 交換時には、モップをビニール袋に入れて返却する。
 対面で交換することも可能だが、私は担当の方と相談して、郵便受けで受け渡しをすることにしていた(担当の方が取り出しやすいよう、ビニール袋を少し出しておく)。
 しかし、朝の忙しい時間帯に、その作業をする時間がほぼないのだ。
 そして、時間の工面をしてまで、ダスキンを使い続けたいとは思えなくなってきた。
 宅配便での交換が可能なモップもあったが、小さめサイズであり、我が家には使い勝手が悪かった。

3.心の余裕がなくなった

 モップ交換を担当してくれるダスキンの方々はとても良い方々だった。妊娠中や子供が生まれたときは、とても温かい言葉をかけていただいた。子供が0歳の頃には対面でモップ交換をしていただき、家族以外で大人と話せる良い機会にもなっていて、楽しみにしているほどだった。
 また、携帯メールで交換のタイミングを知らせていただくなど、本当に細やかにご連絡をいただいた。
 しかし、自分の仕事内容や役割が変わり時間に追われるようになると、そのコミュニケーションをしている心の余裕がなくなってきてしまった。勝手なもので、大変申し訳なく思っている。
 その罪悪感から1年近くモップを使い続けたが、やはり今の自分の生活には合っていないと思い、解約することにした。

🌱新しい相棒

 自分のタイミングで交換できる、必要な本数を買い足せる、などの観点から、使い捨てのモップを使うことにした。
 選んだのは、ユニ・チャームのウェーブ ハンディワイパー(ケース付)。
 類似商品で花王のクイックルワイパーもあるが、ユニ・チャームのほうが若干安い。どちらが良いのかわからないが、とりあえず安いという理由で選んだ。
 ※Amazon Primeでは無地ケースを見つけられず(探し方が悪いのかも)、ヨドバシで売っているのを見つけた。

 私は、リビング、自分の仕事部屋、寝室、洗濯機横に、計4本買った。思い立った時にマメに掃除するので、前ほど埃が気にならなくなった。
 また、数本のモップを使い分けているため、1本あたりの汚れ方もひどくない。使い始めて1か月だが、あと1か月は交換しなくても良さそうだ。
 心配していた埃アレルギーの症状は、娘も私も悪化していない。むしろマメに掃除するようになったと思う。

 何かをやめるときに、何故嫌なのかを考えてみると、新たなステップを踏みや出しやすいことが今回分かった。

 また、私は「すぐ掃除したい」という気持ちが強く、わりと衝動的な性格であることも分かり、ちょっと面白かった。


✨追記(トロフィーいただきました)

こちらの記事で、トロフィーをいただきました。ありがとうございました!

この記事が参加している募集

家事の工夫