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完璧は存在する

ANNE MAGAZINEの乙部アンです。

昨日、映画館で「もののけ姫」を観てきました。

97年の公開以来、23年ぶり(!)2回目です。


「一生に一度は、映画館でジブリを。」というコピーとともに

現在全国372館の劇場で上映されているジブリ作品ですが

まさに、映画館で名作を観ることは特別な体験だと感じました。

私ももれなくセリフを暗記しているぐらい(笑)、

テレビのロードショーで繰り返し、

かじりつくように観ていた作品ですが

なぜか映画館で見るとまったく違う作品に見える。

テレビで見ていた時とは違う感動が大波のように押し寄せてくる、不思議な感覚。

それはスクリーンの大きさや臨場感のある音のせいだけではなく

きっと自分の中でどこにフォーカスするか、

登場人物たちの表情の見え方、言葉の伝わり方から

名作の中で起きるすべてのことが

これまでと違うように感じました。


ジブリ作品はあまりに素晴らしく壮大で

セリフや音楽、細部に至るまでの表現はもちろんなのですが

髪の毛の揺れから風が起こす自然の中での役割までも

「今のはどういう意味なんだろう」とか

「なにを表現しているのだろう」と

あの中に詰まっている意味すべてを知りたくて

つい頭をフル回転して観てしまうのですが

それらすべてを取り払って、心で観るのがいいなあ、と

大人になった今、改めて感じています。


よく「完璧なものは存在しない」と言われますが

このような名作に触れるたび、その言葉こそ間違いだということを実感します。

その証拠に素晴らしい作品はしばしば

私たちに“完璧なもののありか”を教えてくれます

琴線に触れ、心を激しく揺り動かし、人生を変えるような完璧な美しさが存在することを

この目に見せてくれます。

そんな作品に出会えた時、私は大げさではなく

生きていてよかったと感じるのです。

皆さんの心が震える作品は、ありますか?

その作品はきっと、世界のものであって、同時にあなただけのもの。

あなたの目線でしか見えない、あなたのセンスでしか受け取れない、

そしてあなたの心でしか感じられないことが

そこには詰まっているはずだから。


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