見出し画像

今年も山椒の実が赤くなりました

 今年も畑の隅に植えてある山椒の実が赤くなって来ました。
 山椒の木には雄花をつける雄の木と、雌花をつける雌の木があって、雌の木は花が終わると実をつけますが、雄の木は花が咲いても実はつけないんですよね。(^^)

 ところで、みなさんはこの赤くなった山椒の実を採って粉山椒を作られたことがおありでしょうか?
 山椒の実は青いうちに収穫して佃煮にしたり、魚の煮付けの臭み消しに使ったりするのが一般的ですが、この赤く熟した実を粉山椒にして、うなぎの蒲焼や丼ものなどの薬味に使うと、市販のものとはまた違って格別の風味なんですよね。(^^)

 実は私は2年前にやってみたことがあるんです。以下、そのときの様子。

まず、手作業で収穫した実を新聞紙の上に広げて1~2週間乾燥させ、
色が茶色くなってきたら種をひと粒ずつ丁寧に取り分けて、さらに陰干しで乾燥させます。
それを皮ごと摺鉢で摺って粉にするのですが、これがすごく固くてなかなか手ごわいんです。
そこで文明の利器電動ミル投入。風味を損なうことなく全てを粉末にしてくれますから便利です。
こうして仕上げた自家製粉山椒の鼻に抜ける香りと舌に残る独特の辛みはもう別格ですね。

 瓶などに入れてホールのまま乾燥保存しておけば、使用する分をそのつど粉にして使うと香りがすごくフレッシュでいい感じです。(^^)

 今年はどうする?でもまあ、やめとこうかな。2年前に採った山椒がまだたっぷりありますし。それに種の選分がものすごーく面倒なんだもん。

 ちなみに私は完熟した赤い実を使っていますが、まだ未熟な青いうちに収穫して乾燥させて粉山椒にすると、柔らかいので簡単に丸ごと粉にして食べられるようです。
 うん、そっちの方が簡単ですね。www


この記事が参加している募集

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?