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生ゴミを籾殻と米ぬかで堆肥化している我家のコンポストの中を初公開

 我家では台所から出る生ゴミを2つの釣鐘型コンポストを使って堆肥化しています。今日は実際の作り方をちょっと紹介してみましょう。

 材料は生ゴミと籾殻と米ぬかです。ただ、生ゴミはビジュアルがアレですので画像は自主規制ね。(^^)

バケツ半杯ほどの台所生ゴミ(画像はカット w)をぶちまけたら、上から米ぬかをふって、
上からざっと籾殻を被せる。水分は生ゴミから出るので、加水無しで発酵が始まります。
以下、満タンになるまでこの作業の繰り返しでミルフィーユ。白いのは雪じゃなくて白カビです。
混ぜもせずに完全放置。夏場なら三ヶ月程でかさが減ってきて、籾殻が飴色になったら完成です。
コンポスト一つで一輪車3台分の籾殻堆肥が出来上がりますので、その都度畑に混ぜ込みます。

 一般的に生ゴミを堆肥化する時にネックになることは、生ゴミの水分量が多いことです。でも、この方法だと籾殻が排水性と保水性さらには通気性を発揮して、すごくいい仕事をしてくれていると考えられます。
 そこに米ぬかが入ることによって分解菌が活性化しますので、生ゴミの分解スピードがすごく早いのでしょうね。夏場だとどんどん分解されていくので、入れても入れてもなかなか容器がいっぱいになりません。
 温度計で測ったことはありませんが、外側からコンポストをさわるといつも暖かいので、かなり発酵温度は上がっていますね。

 実は、一昨年は野良猫(たぶん)が夜な夜な地面を掘っては、このコンポストに潜り込んで中を荒らす事があったんですよね。ヤツとの攻防は、地面に古いトタンを敷いてその上からU字ピンで容器もろともに地面に固定する力業でピリオドを打ちました。今のところ私の完全勝利であります。www

 さらに、新たな伏兵として昨年の夏はこの中でハエやアメリカミズアブなどの幼虫が多数発生しました。今年はコンポストの蓋にホムセンで買った網戸のすきまテープを貼りましたらこれが効果抜群。今のところほぼ彼らの侵入を抑えられています。
 ただ、昨年のほうがうんと早く堆肥化ができていたことを考えると、大食漢の幼虫たちは大変優れた分解者であったことはまちがいありません。


おまけ

ただし、貝殻・卵の殻・鶏の骨などはコンポストで分解されませんので、よく畑から発掘されます。


 何千年もしたらこの畑は「貝塚」として発見されるんじゃなかろうか。w
 うーむ。それにしても、なぜに私の食べた覚えのないサザエの殻が?


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