売れる営業の3つの資質とは
こんばんは、眠れない夜を過ごす暗夜灯(あやと)です。
書き始めたのが、夜中だったのですが、気付けばもうすぐ朝ですね。
いつも通り、夜眠れなくて、古い外付けHDDを起動させてみたら、写真が出てきました。その内の1枚に、13年前の待ち受けにしていた画像が出てきました。
時間を有効に!
出来る!
どんな事だって!
自分に正直に、
そして、自分の未来に、
責任と自由と幸せを!
まだギリギリ20代のころの自分からのメッセージでした。
たまたま当時のことを思い出したので、この記事を書くことにしました。
売れない営業
14年前はちょうど私の人生の転換期でした。
働いていた会社が夜逃げ倒産してしまいましたので、新しい仕事を探さないといけないことと、出産(私が出産するわけではありませんが)が重なっていたので、かなり必死でした。
お金を稼がないといけないというのは、今もそんなに変わっていないのですが、この当時もかなり切羽詰まっていたと思います。
当たり前なのかもしれませんが、この時は体力があったというか、気力もあった気がします。
私は、それまで営業をやったことが一切無かったのですが、お金を稼ぐなら営業しかないと思ったのです。
ただ、リーマンショックからまだ立ち直れていない時期だったので、再就職は困難でした。
なんとか、正社員で雇用いただけることができて、営業することになったのですが、売れない、売れない。しかも、お金を稼ぎたいという気持ちで、新規開拓営業なんかを志望したものですから、毎日、売れなくて困っていました。そして、結果が出ないまま、1年後には、解雇になりそうになりました。
ちなみに私は営業としての資質は、まったくありません。なぜ私が営業としての資質がないかというと、他の売れている営業を見て、色々と分析をしていく中で、売れる営業に向いている・向いていないというのが、分かったからです。
そう、私は「売れない営業」でした。
売れる営業の3つの資質
売れる営業の資質は大きく3つあると私は分析しました。
売れる営業の3つの資質とは
1.明るく、自信に満ち溢れている!
お客様が自分から買ってくれるのは当然であると心から思っている。
2.はったりが上手い、デメリットはない!
小さいメリットでも、大きいメリットであるかのように話をしたり
メリットがデメリットをカバーできるということの話が上手い!
3.気にしない、切り替えが早い、行動はもっと早い!
もし、そのお客様に売れなければ、他のお客様を見つければいいと思い
すぐに他のお客様を見つける行動に移っている。
お客様に一切固執しないし、そこで売れなくても、気にならない。
もちろん、上記のほかに「清潔感がある」や「商品・サービス知識を得る努力をしている」や「人付き合いを大切にする」ということは当然したうえですが、売れる営業は、さらにこの3つのことができる資質がある。
そして、びっくりするほど、物やサービスや自分を売り込むことができるのです。
わたしは、上記の売れる営業の分析をした中で、少しでも近づこうと努力はしてみたのですが、性格ですかね、なんとか明るく見せることぐらいはできましたが、後の2つはお世辞にも上手くできたとは言えなかったです。
売れない営業が実践した3つのこと
できない・自分に合わないことは仕方がないので、別の切り口から攻めることにしました。
私が実践した3つのこと
1.なんとか明るく見せる
お客様は自分から買ってくれるのではなく、会社のサービスを
気に入って買ってくれると思った。
2.メリットを伝える。けれど、デメリットもしっかり伝える。
はったりが苦手なので、メリットとデメリットの両方を調べて伝える
ことで、信頼していただこうとしました。
3.失敗した原因を分析して、修正案を次の提案に組み込む
気にする性格なので、いっそのこと、とことん気にして分析して
修正案を次の提案に組み込むことで、自分に自信を持たせました。
自分の性格を変えることはかなり難しいので、切り口を変えて行動することで、だいぶ改善されましたし、それは数字にも反映されていきましたので、なんとか解雇は免れることができました。
私のネガティブな意見も聞いてリスクマネジメントしておきたいというお客様も中にはいるものですから、営業は奥が深いと思います。
3つの資質を持つ天才には勝てない
ビジネス本が好きなので、営業に関する本を結構たくさん読んだのですが、「営業の資質がなくてもトップ営業になれる」みたいなキャッチフレーズは、たしかに目を惹くかもしれませんが、私は真実ではないと思っています。
もし、それでトップ営業になれるのであれば、3つの資質を元から持っていたのに自分自身で気付かなかっただけなのです。
3つの資質を持つ天才には、正直なところ、数字は全く勝てませんでしたが、自分の強みを生かしたことで、社内で新規開拓営業を育てるポジションに就かせていただいておりました。
理由は、私が天才ではないからでもありますが、売れない時期が長かったものですから、売れない苦しみを分かっているからだと思います。
営業の天才が人を育てるのが下手だという訳では決してありませんが、ただ、教えた後輩がなぜ売れないのかが、分からないようなのです。
今では、一緒に育ってくれた私より才能のある営業の若手が、私がいなくても業務をしっかりと回してくれて、さらにその若手がさらに若手の後輩を育ててくれていることが、嬉しいことでもあり、「あ、もうこの会社に私いらないかも」、と複雑な気持ちになっています🤣
会社に戻れないかもー!!💦
私の大きな失敗は、努力している営業の天才に数字で勝とうと無理をしたことなので、今後はもっと自分に合った道を進みたいと思っています。
営業の資質をありのままお伝えしました。
営業しなければならないという方や営業にチャレンジしたいという方がおられましたら、何かの参考にしていただければ幸いです。
最後に、資質がある営業の人達に共通していた言葉を紹介します。
「営業は好きではないけれど、自分には営業が一番稼げるから、営業の職に就いている」
現在、下記のシリーズ物の執筆に取り組んでおります。
ご一読いただけましたら幸いです。
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