00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #06

Benz & MD ‎– Snowblind
Dorigen Music 2003

彼らの曲を最初に耳にしたのはたぶんProton Radio(この時代podcastってもうあったっけ?)。美しく壮大な曲作る人が出てきたなぁという印象で、その後リリースされた12インチは片っ端からチェックしたんだけど、音作りの問題なのか機材の問題なのか、どうも音が悪い。
丸ごとロービットのサンプラーに通したかのような、上と下が無くて奥行きも潰れてグチャッとしてる感じ。
音数の少ない余白多めの作風ならまだ良かったんでしょうが、彼らの曲は空間を埋めつくさんばかりに、煌びやかな音が重層化されたものなので、音質が悪いと正直かなりしんどい。
当時転送レートが96kbpsあたりだった(気がする)ネットストリーミングでは、この荒れた音には気づけなかったというわけです。

で、この曲はキャリア初期のDorigenからのリリースですが、のちの作品と比べるとまだ余白多めなので比較的使いやすいです。
でも、今聞いても音潰れてる気がするなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?