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2023年後半、クレカ沼にハマってしまった話

まえおき

自分は何者でもなく脈絡も特にないのだが、掲題のとおり2023年の8月頃からクレカ沼にハマった。

  • 知り合いがどのカードを使っているのか、つい気になってしまう

  • 通勤や帰宅中にYouTubeやXでクレカ情報をひたすら漁る

  • 気になったクレカはすぐ比較サイトや口コミでレビューを見る

  • 他人の生活に合わせた最適なクレカを紹介することを趣味でやってみたいと思うようになる

といった具合である。

お金に対する態度及び行動はその人自身の価値観や考え方を表すものの、他人の家計というのはなかなか第三者からは見えないものだ。

一方、クレジットカードは比較的第三者の目に入ること、程よい距離感でお金の話題のキッカケとなるものである。また、クレカ沼にハマっていく過程で「どのクレカを保有・利用しているのか、ということがその人の一部の価値観を表しているのではないか」と思うようになった。

上記を前提とすると、自分のクレジットカードを見直すことは、自分の生き方や考え方を見直すことに繋がるのではないかと考えるようになった(故にAMEXの「そう、人生には、これがいる」というタグラインへの納得度及び共感度が非常に高い)。

総論、クレジットカードはただの支払い手段ではなく人生を豊かにする一つのツールである、と自分の中でクレカに対する認識が変わった。

そんな私が現時点での最適解を一旦見つけた気がするので、思考の棚卸しのために本noteへ書き留めておく。

私のプロフィール

・年齢:28歳
・職業:会社員(スタートアップ企業勤務)
・クレカ利用額:150~200万円(年間)
・趣味:海外旅行(年1~2回程度)、読書

構成

  • <従来>

    • メイン:楽天カード

  • <現在>

    • メイン:ヒルトン・オナーズAMEX

    • サブ:セゾンパールAMEX

    • サブ:楽天カード

  • <未来>

    • メイン:ヒルトン・オナーズAMEX

    • サブ:楽天カード

    • サブ:セゾンゴールドAMEX[年会費優遇]

キッカケ

私は元々クレジットカードに対してあまり興味が無かったものの、2020年頃から楽天経済圏に身を委ねていた。実際、楽天銀行・楽天証券・楽天カード・楽天モバイルは現在も利用している。
しかしながら、①各種楽天サービスでの改悪が続いていること、②楽天市場をほとんど使わないこと(結局Amazon最高)、そして③結婚に伴い年間の支出額が増える見込みだった、という以上3点からクレカを見直すことにした。

また、当初は生活費をPayPayカードメイン・共同口座から支払っていたが、このタイミングで私のカード・口座から支払うように集約をした。

はじめにやったこと

初期はひたすらSNSや動画で情報収集をしながら、どんなクレジットカードがあるのかインプットをした。調べていく内に、カードランク及び年会費から特典内容やベースのポイント還元率の勘所は掴めたものの、細かい部分で差分があることがわかった(例:ポイント重視 or 特典重視 etc..)。

個別のクレカを比較しながら最適解を見つけるというのは不可能だと思ったので選定軸を雑に言語化してみた。

  • 相応のサービスであれば年会費を払うこと自体は抵抗がない。但し年間利用額が決して多いわけではないので、年会費が高額だと価値を出せない可能性が高い。

  • 多くのポイントが集まることよりも、ちょっとした体験に変えたい。楽天経済圏で最大効率でポイントを貯めていたものの、日常的な支出の補填となるだけなので正直あまり充実度を感じなかったことが主な理由である。

  • 自分が好きな旅行に関する特典が望ましい。特にホテル宿泊特典は今後も旅行をする口実となり得るので魅力を感じる。

  • 決済修行を頑張る必要がないこと。本来は必要のない支出は抑えるべきであり、自分が日常的に利用する額以上をクレカ決済のために支出を増やしてしまうのは本末転倒であると思うため。

検討

上記を基に探していくと「Marriott Bonvoy AMEX カード(通称:MBAカード)」が第一候補となった。主に魅力を感じた点は、

  • マイル還元率が最大1.25%

  • 35以上の航空会社のマイルへ交換可能

  • 年間150万円決済でマリオット系列のホテル宿泊用のポイント獲得

という点である。「日常的にカードを使ったら、マイルも貯まるしホテル宿泊もできるからいいね」となったものの幾つか懸念点が出てきた。それは、

  • 年会費49,500円と高額であること。年会費に対するリターンを自分が引き出すことができないのではないか。

  • ホテル宿泊費の高騰に伴いポイント利用できる先が限られる&カード利用者増に伴い予約がなかなか取れない、という声を実際にMBAカードを利用している人から聞いたこと。

の2点である。1点目については特典分で取り戻せる額ではあるものの2点目の懸念事項も相まって、なんとなく申込をずっと躊躇してしまっていた。また、海外旅行の頻度も少なく(年1~2回程度)、自分の利用額だとそこまでマイルも貯まらないだろうこと、そして同価格帯だと付帯するようなサービス(プライオリティパス、コンシェルジュ等)も無かったことを鑑みて見送りをした。

代案としてMBAカードと同様のホテル系クレカの「ヒルトン・オナーズAMEX」を選択。

  • 年会費16,500円なのでMBAカード(49,500円)よりも安価である。

  • 年間150万円決済でウィークエンド宿泊特典が得られる。

  • ヒルトン系列のホテルであればどこでも宿泊特典が利用できる。

  • ゴールドステータスで朝食無料サービスが付く。

という点が非常に魅力的だった。ポイント還元率が低いというデメリットはあるものの、当初の目的どおりポイント目当てではないため許容している。

結果

ヒルトン系列の中でも比較的安価な「ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸」に11月頭の連休に1泊した際、部屋のアップグレードや朝食無料のサービスを得ることができた。ゴールドステータス取得後、初めての宿泊だったが非常に満足度が高いステイとなった。

また、人生初のAMEXブランドだがカードが使えないというケースは稀にあるものの生活に支障が出るレベルでは全くないことや、青の券面が美しいので所有欲も満たされている。

現在

冒頭にも記載したとおり、結婚をしたことに伴い大きめの支払いが続いたため、2023年8月下旬〜12月の約4ヶ月間で既に150万円決済はほぼ完了した。

150万円以上をヒルトンAMEXで決済してもメリットが少ないため、サブカードを検討。人間欲深いもので、クレカを調べていくうちに「プライオリティパス、コンシェルジュ、グルメ特典とか色々欲しいな〜」と思うようになりプラチナカードの発行を検討したものの、ここでも当初の目的に立ち戻り自分自身を律して発行を断念した(ちなみに、セゾンプラチナAMEXが最も有力候補だった)。

しかしながら、プライオリティパスだけは今後の海外旅行のために利用できる権利を安価に持っておきたいなと思い、AMEXグリーンや楽天プレミアムカードを検討したものの固定費がかかってしまうのが悩ましく申し込めずにいた。

そんな折、セゾンパールAMEXの利用でセゾンゴールドAMEXのインビをもらうことで実質無料で所有できることを発見。プライオリティパス登録には年会費11,000円が必要となるものの、今後もしかしたら海外旅行に行けないことが増えるかもしれないことを鑑みると、必要な時のみ費用を払って登録できるのは非常にメリットが大きいのではと思い、インビ狙いでセゾンパールを申し込んだ。インビ狙いではあるもののセゾンパールAMEX自体も、自分は普段Quickpayを脳死で利用するので、Quickpayでの2%還元は三井住友NL等と比較しても良いなと思いサブカードに選んだ。

セゾンパールを利用しながら、気長にセゾンゴールドAMEXのインビを待ちたいと思う。

尚、QUICPay以外の支払いに関しては楽天カードをメインで利用し、ポイントは楽天モバイルの支払いへ充当する。セゾンゴールドAMEXのインビが来たら、QUICPayも楽天カードに統一しようと思う(永久不滅ポイントよりも楽天ポイントの方が利用しやすいため)。

今後

ひとまずは下記の構成で運用をしながら、またライフスタイルの変化等に合わせてクレジットカードも変えていこうと思う。

  • <〜150万円>

    • ヒルトンAMEX

  • <150万円〜>

    • Quickpay:セゾンパールAMEX

    • Quickpay以外:楽天カード・(セゾンゴールドAMEX)

    • ※セゾンパールAMEXはインビもらった後は利用しない予定

    • ※セゾンゴールドAMEXはプライオリティ・パス登録用に保持

またアップデートをしたら、備忘録として書き溜めようと思う。

参考

情報を得るためによく参照していたYoutubeチャンネル及びサイトを紹介。

https://cardgala.com

その他:価格コム、mybestの比較記事を頻繁に参照していた。

最近、クレあるさんが出した下記の動画は体系的にクレカの内容がまとまっていて非常に良かったのでクレカ初心者におすすめ。

以上。

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