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240507 バランスボールにおぼれて、スーパーボールに手が届かない

職場の同期兼親友と一緒に仕事から帰り、そのまま2時間しゃべっていた。理想と現実について話す中で、現実を見るっていうのは無理をしないということだと私は言った。今まで思ってもいなかった言葉が、人と話しているときに突然出てくることがある。

私も私で百歩先まで見て不安に苛まれている。余計なことばかり考えていちばん大事なことに目を向けることができない。身動きが取れない。スーパーボールで遊びたいのに大量のバランスボールにおぼれて、スーパーボールに手が届かないみたいな。

闘病する青年の発信をインターネットで見ていた。健気でいいなと思っていたけど、どんなにつらくてもポジティブな言葉を連ねる姿が高校時代の自分に重なって見れなくなった。

人を分類したがる癖があって、かつ自分と違う分類わけをした人と一線をおく癖もある。
何が言いたいかって言うと外向的で陽キャで体育会系ってだけで仲良くなれないと思ってしまう。なぜ私と仲良くなろうとするの?

親友は趣味を始めたがうまくいかず苦しいと言った。苦しいのは嫌だけど、好きなことに向き合う苦しさを経験する親友に少しだけ羨ましさを感じた。
スポーツ、習い事、仕事、好きなことを突き詰めて苦しくなっていくのが私の常だったけど、今なら、その感覚すら愛おしく感じられるかもしれない。まあやり始めたら結局しんどくなっちゃうんだろうけどね。

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