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自分にあった複業先の探し方4選

こんにちは。株式会社Another works代表の大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しております!

今回のテーマは、「複業先の探し方」。

イベントやSNSなどで「自分にあった複業を見つける方法が分からない」「なかなか複業先が見つからない」というご質問を多くいただきます。そこで、55,000名、1,000社が利用する複業マッチングプラットフォームの経営者としてお勧めする4つの複業先の探し方をご紹介します!

それぞれの特徴やメリット、デメリットを整理していきますので、是非自分に合った複業を見つけてみてください!

①リファラル(紹介)

一つ目は、リファラル(紹介)で複業先を探す方法です。

リファラルとは、複業先を自身の身近な方からの紹介で見つけるという方法です。一般的には採用活動などで自社の社員が知人を自社の採用候補者として社内紹介することで知られている言葉ですが、複業でも非常に有効です。

どのような複業がしたいのか、何ができるのか、知り合いに伝えることで周囲にいる複業候補先の企業を紹介してもらいましょう。

リファラルのメリットは、複業人材も複業人材を受け入れる企業もお互い信頼できる方からの紹介なので一定の安心感が担保されている中で出会うことができる点です。はじめての複業は誰だって不安ですし、心配なことも多くあると思います。その中で、知人からのお墨付きがついた状態かつ、すでに一定の関係値がある中で複業ができることはどの方法よりもアドバンテージが大きいでしょう。

一方、リファラルのデメリットは、人脈というネットワークが必要になります。また、紹介元である知人がアクションを起こさない限り何も生まれないため、自力でできることに限界があります。スケジュール通りにいかないもどかしさが発生する恐れがあるため、他の方法も試しながらリファラルでの複業探しも同時並行で進めていくことをおすすめしています。

②人材紹介

二つ目は、業務委託案件を取り扱っている人材紹介サービスに登録し、紹介エージェントと面談を経て、複業先を紹介してもらう方法です。

転職をサポートしてくれる人材紹介はイメージがあると思いますが、複業における人材紹介サービスも近年の複業ニーズの高まりに呼応するように増えています。まずは、業務委託案件を取り扱っている人材紹介サービスに自ら登録し、紹介エージェント(代理人)と面談を経て、複業先を紹介してもらう形です。

人材紹介のメリットは、エージェントのサポートがある点です。複業案件の紹介はもちろん、成約後の複業先とのコミュニケーションの調整役にもなっていただけます。併せて、業務委託料の金額交渉もエージェントが代行します。お金についてなかなか言いづらい場合はエージェントに意向を伝えることで納得のいく契約まで辿り着くことができるでしょう。

一方、人材紹介のデメリットは、各人材紹介会社のエージェント数も限られているので、会員登録したからといって必ず連絡が来る訳ではない点です。非常に多くの候補者を抱えている大手人材紹介では倍率が高く案件紹介される確率は低くなっていきます。

また、依頼企業はエージェントに成果報酬を支払って採用しているため、求める要求や成果などがよりシビアにジャッジされる傾向にあります。初めての複業では過度なプレッシャーとなる可能性があるでしょう。個人的には、複業に慣れてきてから、複業で実績を積んだ上で人材紹介会社に登録し、多くの案件を紹介いただくという手順を推奨しています。

③マッチングプラットフォーム

三つ目は、民間企業が運営するマッチングプラットフォームに登録し、スカウトを受けたり、興味のある複業先にエントリーしたりする方法です。

転職でもスカウトサービスなど多く存在しているように、フリーランスや複業においてもマッチングプラットフォームは増えています。私の会社が運営する複業人材と企業や自治体をマッチングするプラットフォーム「複業クラウド」も含まれます。

マッチングプラットフォームのメリットは、自ら能動的に複業先と出会うことが可能なことです。自ら気になる複業候補先にエントリーし、自身をアピールすることで複業スタートに近づくことができます。基本的に個人の登録料は無料であるケースが多く、取り掛かりやすいのも特徴です。職種特化型のプラットフォームもあれば、全職種での総合型プラットフォームもあり、地方特化など特異性を持つプラットフォームも存在しているため、まずは求人を見てみてイメージを膨らませてみるのもよいでしょう。

一方、マッチングプラットフォームのデメリットは、自己努力と自己責任で複業をはじめることになるため、自分の努力次第でサボることもできれば目的を達成するために高みを目指すこともできる点です。また、採用面談や契約書のサポートや報酬交渉などもすべて自分で行うので事前に知識や流れを理解しておく必要もあります。

④SNS

四つ目は、TwitterやFacebookなどのSNS(Social networking service)で複業活動に関する発信や気になる会社や経営者へのDMで複業先を探す方法です。

近年SNSは誰しも日々触れる欠かせないツールとなってきましたが、ビジネスでも頻繁に活用します。複業を開始したことや複業先を探していることなどをSNSで発信することで、フォロワーの中で複業人材を探している企業や人材不足の企業がその発信を見て声をかけるパターンも往々にしてあります。その逆に、自ら積極的に気になる企業や経営者にDMを送ることで複業につながるという可能性も大いにあります。

SNSのメリットは、SNSは基本的には誰でも無料で活用できるため、複業人材側も企業側も紹介料などの金銭が発生することなく、期待値と努力値のギャップが生じないことです。また、自身の気になるサービスや地域、自治体やスポーツなどあれば自由にコンタクトをとり、出会うことも可能です。非金銭報酬の複業がはじめやすいのもSNSを活用した複業です。私も経営者として日々多くの採用候補者の方とお会いする機会をいただいておりますが、SNSで直接連絡をいただき採用に至ったケースももちろんあります

一方、SNSのデメリットは、SNSアカウントを作成しなければならないことです。SNSは完全にプライベートのツールとして分けている方はこの手法を活用すること自体が難しいでしょう。

受動的に複業先を待つよりもSNSなどを活用して能動的に出会いにいくというやり方も今や一般的になってきています。もちろんSNSを活用している人、複業などの個人のビジネス的発信を厭わない人、などなど人それぞれ条件はありますので、SNSに明るい方は挑戦してみてもよいと思います。

いかがでしたでしょうか。複業の探し方についてイメージは湧きましたか。ITが普及して、誰しもがインターネットとの力で自由につながる時代になったからこそ企業と個人との出会いも多様化しています。だからこそ、出会いを増やすためにはどれだけ機会を増やせるか、が重要だと思います。是非、複業先は、複数の方法を掛け合わせて探してみましょう。


大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
NAOTOMO OBAYASHI 公式ページ
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