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Googleと野帳と手帳と

新年は,気持ちも新たになる。
別になんてことのない日常の延長のはずなのに,なんだか気持ちが引き締まり,新しい暮らしを想像して,前向きになる。

手帳を使って,振り返ったり,前を向いたり。


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昨年は,紙の手帳をやめた。
スケジュール管理はGoogleカレンダーとToDoリストを活用した。やるべきことの管理には,デジタルが合っていた。

月曜日の朝,通勤中の電車でやるべきことの棚卸しをする。その1週間の予定に合わせて,やるべきことを曜日に割り振っていく。あとは毎日それを消化していけばいい。ちょっとしたゲームだ。

新しいやるべきことができたら,その都度リストに追加していく。そうやって,月曜日の想定がどんどん崩れていく。だけど,やるべきことの優先順位を考えながら,新しくやるべき日を割りなおせばいい。この日にできれば好ましいけれど,その日にどうしてもやらなければいけない仕事はそう多くはない。多くは明日でもいい。


(そういう余白がなくなってくると,体調も崩れていくんだよね。)




一切,紙を使っていなかったかというとそうではなくて。
もやもやしたことを書き出すために,野帳を使っている。ペンはサラサのグリーンブラック,野帳の色味と合わせている。

書くのは朝のコーヒータイムが多い。なんだかもやもやするってことをずーっと心(頭?)に残しておくと,集中できなくなる。アウトプットして,自分の気持ちを受け入れてあげる感じ。気持ちを整理するための手帳。書いていると思わぬところに思考が進んで,意識していなかった自分の気持ちに気づくことがある。


(この手帳が書けない日が続くと,心が乱れていくんだよね。)




今年は,もう一つ追加した。
自宅に置きっぱなしにするつもりのpure life diaryである。ペンはPILOTのILMILYニュアンスブラックレッド,黒よりもニュアンスブラックが好き。

スケジュール管理はデジタルで,もやもやは野帳で,もうひとつ,自分を形作っていくためのツールが欲しかった。もやもやは深い内省を導くけれど,日々を最適化していくだけで,自分がやりたいことに意識を向けるものではない。仕事が軸となっていて,一人の人間としてどうしたいか,どう行動するか,人生を充実させるためのよりどころが欲しかった。

起床時間や就寝時間の定点観測も考えたけれど,繁忙期にそれを続ける自信はない。書き込む量が多い手帳も続かない。もやもやの野帳だって,毎日書くわけではないし,最初からそのつもりもない。

pure life diaryはワークブックみたいな感じ。
今年は伴走者になってくれるといいな。


(続けられるように生活したいな。)




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GoogleのToDoリストでやりたいことリストを作っている。
本当はそのことを書くつもりだったんだけど,違う方向に話が進んだ。

それも一興。




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