【R18官能フェチ小説】寝取られ報告2「職場復帰②」

『歓迎会してくれるっていうから、帰るの遅くなるね…初日からごめんなさい』
妻からのLINEの後、さっそく土方さんからも連絡が来た。

『これから麻衣さんの歓迎会です。両隣は秘書仲間の子達ですけど、正面は自分です。麻衣さんの制服姿も良いですね。他の社員からの評判も良さそうですよ』

『麻衣さん、お酒に弱いんですね。もう真っ赤ですよ。胸元のボタンが一つ外れてますけど気付いてないですね。谷間まで真っ赤ですよ。秘書としてはもう少し強くなってもらわないといけないですね』

『隣の席に移動しました。胸元のボタン、覗き込んでから指摘しましたよ。慌てて直してました。サイズが小さくてキツいらしいですね。胸が大きいからじゃないって言ったら恥ずかしそうにしてましたよ』

『麻衣さん、自慢の旦那さんだって言ってますよ。今度食事しようって誘ったけど、うまくはぐらかされてしまいました。ただ、秘書としてもう少しお酒に強くなってもらわないといけないと伝え、たまにお酒の練習に行くことを受け入れさせました』

『結局最後まで麻衣さんの隣でお話ししてました。けっこう仲良くなれたかな。終電も近いので今日はタクシーで返しました』

 最後の報告が来てからしばらくして、妻が帰ってきた。酔いは少し冷めてきてるようだったが、まだ赤みを帯びていて、火照っていた。胸元のボタンはまた外れていた。
「起きて待っててくれたんだ。ありがと」
「ううん、職場復帰お疲れ様。疲れたでしょ」
「そうね、さすがにちょっと疲れたかな」
「だよね。歓迎会はどうだった?」
「久しぶりの飲み会だったから、楽しかったけどそれも疲れたかな。あとお酒もかなり弱くなってた」
「そかそか、お水どうぞ」
「ありがとう」
土方さんの報告ばかり頭をめぐり、さぐりを入れてしまった。
「他の秘書の人たちと飲んでたの?」
「ん?そうだよ?あ、でも、役員の人もいたよ。心配してるの?」
「えっ、まぁ…」
「平気だよ、あなたが一番だから。でも、秘書だからね、役員さんとも仲良くしなきゃ仕事にならないからね。そこらへんは割り切ってるから心配しないで」
「そうだよね、ありがとう」
妻を抱きしめた。それと同時に土方さんの報告で抜きまくったのに反応しそてしまった。
「ちなみに、役員さんたちってどんな人なの?」
「年輩の人もいるけど、今日話した人はみんなから若手のホープだって言われてる人だったよ。たぶん30前半じゃないかな?」
「若い人だね…イケメン?」
「私はそんなにだとは思わないけど、周りの秘書からの人気はけっこうあるみたい。背も高いし」
「へぇ、そうなんだぁ…麻衣も気をつけてね」
寝取られが現実味を帯びてきて、フェチの自分と心配する自分のスイッチが何度も入れ替わっていた。
「平気だって。もう、疲れてるけど、しょうがないなぁ…」
そういうと妻は、僕の下半身に手を伸ばした。気付いたらギンギンになっていた。そのまま、土方さんとの約束を破ってしまった。

 朝起きると妻はもう出社していた。テーブルには朝ごはんにビニールがかけられて、「今日も頑張ろう」とメッセージが添えてあった。寝取られはもうやめよう、そんな思いになった。土方さんに約束を破ってしまったことを連絡して、やはり妻を愛しているからこの話が無かったことにならないか話そうとしたが、土方さんの返事にまたもや僕のフェチ心が刺激されてしまった。
『約束ではなかったけど、お願いを破ってしまったんですね。じゃあ、一応罰として一つ良いことを教えてあげます。昨日帰ったとき胸元のボタンが一つ外れていたでしょ?実は、タクシーに僕も一緒に乗っていたんですよね。麻衣さん、凄く酔っちゃってて一人で乗せるのが心配だったのもあるんだけど、少し攻めてみようかなと思って。タクシー乗ったら、すぐに僕の肩で寝ちゃったんで、こっそり胸元のボタンを外しました。それで、最初は胸元を手で撫でて反応を見たら、全然抵抗しないからそのまま服の中に手を伸ばしました。麻衣さん乳首が弱いんですね。ずっと目は閉じたままでしたが、少し下着の上からいじっただけで小さな声で喘いでましたよ。一通り乳首で気持ちよくなったあと、攻めるのやめたらまたそのまま寝てしまいました。家の前に着いたら、なにも無かったかのようにお礼だけ言って降りて行きました。果たして本当に酔ってて気付かなかったのか、それとも酔ってるフリをしていたのか、どっちなんでしょうね。なので、旦那さんの愛する麻衣さんですが、秘書として雇ってしまったのもありますし、もう少し一緒に楽しみましょう』
 火照りの真実に衝撃を受けた。それに妻が乳首で感じるなんて知らなかった。妻が昨晩誘ってくれたのは罪悪感からなのか、それともただ単に自分への愛なのか。もっと自分の知らない妻を開発されたい、そんな思いに襲われた。土方さんとの関係はまだまだ終わりそうになかった。

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