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HAPPY VOTING! Marche 開催します!

6月26日に第26回参議院議員選挙が公示されました。
定員1の三重選挙区には新人4人が立候補しています。7月10日の投票日に向けて既に選挙戦がスタートしています。
投票日は7月10日です。

HAPPY VOTING! は今回新しい取組として、HAPPY VOTING! をはじめた当初からずっと考えていた「マルシェの開催」に挑戦します。
これまではコロナ禍でイベント開催自体が難しい状況が続いていましたが、今回は関係各所との調整含め開催の目処が立ちましたので、はじめての「選挙×マルシェ」の開催に挑戦したいと思います。開催日は投票日当日の7/10、場所はアノウラボの拠点がある安濃交流会館で行います!

HAPPY VOTING! Marche

HAPPY VOTING! Marche

開催日時:2022年7月10日(日)10:00〜16:00
第26回参議院議員選挙の投票日当日に合わせて開催します。投票済証明を持って会場までお越しください。(投票済証明は各投票所で配布しています)

場所:安濃交流会館アクセス▶︎三重県津市安濃町東観音寺51-3

開催内容:会場内での物品販売・ワークショップ開催・パフォーマンスなど

主催:アノウラボ
https://www.anoulabo.com/
協力:
キママ雑貨店津高校図書館津市選挙管理委員会

【出店者一覧】
・Food&Drink
ペトラントーヤマ:パン・お菓子の販売
Atelier petit à petit:パイ菓子・焼き菓子の販売
節知:シフォンケーキ・むしぱん・焼き菓子の販売
And End Coffee Roastery:コーヒー・コーヒー豆の販売

・Craft&Goods
maru×3:動物ぽんぽんアクセサリー販売
grand et petit:布小物・ガーゼケットなどの寝具等の販売
おひるねらいおん:ブローチ・絵画・アクセサリー・布小物等の販売
委員鳥と副委員鳥:トリグッズ販売・ハトムギ茶ふるまい
MOKUZAN:木工作品・古道具の販売

・Books
本と雑貨と日々kimama:絵本・書籍・古道具の販売
三重県立図書館:所蔵本の貸出・県立図書館利用カードの作成など

・Performance
KidsJazz:LIVE演奏、CD・グッズ販売

・Workshop
旅するアトリエmojimoji:シルクスクリーン体験・グッズ販売
百可舎:ボードゲーム体験・販売
食べリハ:管理栄養士による無料栄養相談

各ブースの出店内容は各SNS等でご確認ください。
投票済証明持参で、各ブースではお得なサービスが受けられます。

なぜ「マルシェ」なのか?

HAPPY VOTING! をはじめたころからずっと考えてたこと。

選挙や投票・選挙権について、「義務」でも「権利」でもなく「自分で自分達の代表を選べる喜び」がある。その喜びを心から感じるために、選挙について真剣に考え自ら情報収集し自らの手で投票したい。それを多くの人とシェアし共に楽しみたい。選挙をある種の「お祭り」みたいな感じで捉えたい。楽しみたい。
選挙がもっと身近になり更に楽しめるような機運が高まれば、投票率は確実にUPすると思うし「立候補してみよう!」と考える人も増えるかもしれない。選挙や政治に対する見方や考え方も変わってくるはず。そして、選挙権を持たない子どもや外国人の方も含め、誰もが「選挙」に関われる機会にもしたい。

そんな思いをここにまとめてみたことが、多くの方の反響を頂いたことで活動が具体的にスタートしていきました。

下記でも少し触れていますが、日本ではじめて選挙制度ができた1889年は国民全体の1%しか投票できませんでした。有権者でなく国民全体なので、今の制度(18歳以上)に置き換えて考えるとほんとにほんのひと握りの人しか投票できなかったことになります。
現在では自分達で自分達の代表を決めることができます。当初は70%を超えるような投票率でしたが1990年あたりからどんどん下がってきて、現在では投票率50%を切るようなところも少なくありません。
今年1月の津市議選の投票率は全体で42.84%、18〜34歳までの投票率は30%を大幅に下回っている状態で、20~24歳にいたっては19.62%しかありませんでした。ちなみに、安濃町内の投票率は45.52%、かろうじて全体平均を超えているという程度で、町民の半数以上の方々が投票していないことになります。
投票は「義務」ではなく「権利」だとはいえ、これでは自分達の代表を自分達の投票で決めるという「選挙制度」そのものを、自らの手で破綻させているようにも感じていました。

HAPPY VOTING! をはじめた昨年はコロナ禍でまだまだ厳しい状況が続いており、各地のイベントやお祭りが中止を余儀なくされている中「数多くの人々が集うような場や機会」を作ることは容易ではありませんでしたし、実際に緊急事態宣言下で選挙や投票が行われることもありました。
そのためこれまでのHAPPY VOTING! の活動は「個々で何かを楽しんでもらえるもの」を検討してきました。おかげさまで多くの賛同や協力を頂き、気づくと津市外にまでその活動の輪を広げていくことができました。

一方で、今後有権者になる子ども達に向けて、政治や選挙について学ぶ機会・触れる機会が少ないことも課題のひとつであると考え、津高校図書館さんにもご協力頂き、車座トークとして学生と選挙について話し合う機会を作りました。

今回の選挙に合わせて、津高校図書館では模擬選挙が行われます。自分達の「図書館」のことを自分達で決める、学生さんの投票で選書のジャンルや内容が変わるという楽しさも付加しつつ、本物の投票箱を使って選挙や投票を実際に体験できる企画になっています。
アノウラボもこの活動に運営協力させて頂いています。

津高校図書館 模擬選挙

こうして、少しずつ活動を広げてきたHAPPY VOTING! 
今回、関係各所との調整含めようやく開催の目処が立ちましたので、当初より構想していた、選挙をきっかけにした「数多くの人々が集うような場や機会」を作ることに挑戦します。選挙を通じて「誰でも気軽に参加でき楽しめる機会」を作ろうとした時、マルシェがピッタリ!だと考えました。

今回はこれまでアノウラボ&HAPPY VOTING! の活動にご協力頂いている皆さんを中心に、合計15組出店してくださることになりました!本当にありがとうございます。

マルシェのオススメの楽しみ方

各ブースでは投票済証明持参でお得なサービスが受けられます。投票済証明を持参してお越しください!
投票済証明は各投票所にて発行していますが、投票した人全員に配っているものではなく希望者のみになります。そのため、投票が終わったら会場内のスタッフに「投票済証明が欲しい」旨を伝えてください。
自治体によって内容は異なりますが、1月の津市議選の時はオレンジでした。

投票済証(写真右側)安濃古道具店店内にて撮影

投票日当日のマルシェ開催ですが、投票済証明は期日前投票でももちろん発行してくれます。
津市内だと12ヶ所で期日前投票が可能、どこで投票しても構いません。ちなみに三重県全体だとなんと100ヶ所もあります!
開催期間や開催時間が会場によって異なりますが、半数以上が夜間の投票も可能(20:00まで)ですので、仕事帰りや学校帰りに立ち寄ることもできます。
更に、各家庭に届く「投票所入場券」がないと投票できない!のではありません。選挙権がある場合、まだ手元に投票所入場券が届いていない場合やなくしてしまった場合でも投票できるんです。各投票所でスタッフの方に申し出てみてください。(個人を証明できるものが必要です)
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/001022976.pdf

HAPPY VOTING! としても来てくださる皆さんにお得なプレゼントをご用意できればと現在検討中です。こちらも投票済証明を見せてくださればOKです。当日までどうぞお楽しみに!

政治と自分達の生活はつながっている

私自身も、若かりし頃にはあまりよく考えずに投票したことも正直ありました。反省も込めてその頃の自分を自分なりに振り返ってみると
①投票を「権利」ではなく「義務」として捉えていた
②投票には行くがその内容(誰に入れるか等)や意味について深く考えていなかった
③選挙や政治のことについて友人や同僚などと話したことがなかった
がありました。そのような状態では、たとえオンライン投票が普及したとしても投票行動が少し楽になるだけで、根本の部分では何も変わりません。

まずは自分達の意識を変えていくこと。
そして投票率を少しでもあげること。
それにつながる何かを、アノウラボとして何が提供できるのか。
今回のマルシェ開催が次の何かにつながっていくことを願って、マルシェ当日まで引き続き頑張ります。

HAPPY VOTING!

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