見出し画像

2024年3月の読書メーター

2024年3月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2129ページ
ナイス数:188ナイス

https://bookmeter.com/users/214596/summary/monthly/2024/3
■幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下) (ハルキ文庫 た 19-32)
2016年にスタートしたシリーズ。本編はすでに完結しているが登場人物の後日談。主人公と袂を分かった妹のその後を描いた「行合の空」は印象深い内容であり、いつかは再会し和解することを願ってしまう。
読了日:03月31日 著者:髙田 郁
https://bookmeter.com/books/21715990

■神様 (中公文庫 か 57-2)
読了日:03月26日 著者:川上 弘美
https://bookmeter.com/books/566823

■国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫)
再読。女形として人間国宝となるまでの波乱万丈な人生を描く。大切な人たちとの別れを乗り越えて道を究める孤高の道程。地の文が語り口調であることがあたかも大河ドラマを観ているようで長大な作品も飽きることなく楽しめた。この絢爛豪華な作品がどう映画化されるのか、待ち遠しい。
読了日:03月22日 著者:吉田 修一
https://bookmeter.com/books/18464814

■国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫)
2025年映画化ということで文庫版を再読。
任侠の世界から梨園に導かれた主人公の人生を描く。
すでに上巻だけで濃密な青春期を主人公とともに駆け抜けた心地よい疲労感がある。インターバル無しで下巻へ突入しよう。

読了日:03月16日 著者:吉田 修一
https://bookmeter.com/books/18461645

■舟を編む (光文社文庫 み 24-2)
最近BSでテレビ放送を見て久しぶりに再再読。結構、忘れている箇所もあり大いに楽しめた。我が家の書架にある昭和48年改訂版小学館の国語辞典でドラマのエピソードにもあった「恋愛」を引いてみると”男女間の愛”と言い切ってあった。この時代に「同性愛」は掲載されていたのかと引いてみる”同性間の性愛”とある「性愛」と「愛」の違いは?「性愛」を引いてみる”男女間の本能による愛”・・?今回こそ新明解あたりが欲しくなった。
読了日:03月09日 著者:三浦しをん
https://bookmeter.com/books/9561299

■食卓の情景 (新潮文庫)
昭和48年のエッセイ。
「当時は東京でも,夜の闇が灯火を圧倒していた。なればこそ、灯火が美しかったのであるが、いまは灯火に夜の闇がはね退けられ、昼夜の区別がなくなってしまったから、夕靄も夜霧も、何処かへ逃げてしまった…」
けだし名文だ。
読了日:03月05日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/441828

▼読書メーター
https://bookmeter.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?