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【東京マラソンを駆け抜けたスーパーランナー】エリウド・キプチョゲ(ケニア)

「これが現実。毎日がクリスマスではない」

 これは、今夏のパリ五輪で3大会連続の金メダルが懸かるエリウド・キプチョゲ選手(ケニア)が、先日の東京マラソンを2時間6分50秒の10位で走り終えたあとのコメントです。

 

 日本語で語ったわけではないので、真意がどこにあるのか正確にはわからないことをふまえたうえで僕は、

「本番のパリ五輪を私の『クリスマス』にすべく、残る日々を精進する❢」


という決意だったとも信じます💪

 たしかに

「実質世界最強マラソンランナー」がこのタイム・順位では

「惨敗」かもしれません。

 さらにはテレビ放送では西山雄介選手(トヨタ自動車)ら日本人ランナーにキプチョゲ選手が抜かされるたびにそれこそ

「ニュース速報」並みにもり立てていましたしネ💦


 しかし、何らかの(まだ公には出来ない)異変があっても2時間6分50秒という日本人ならば大賞賛されるタイムで完走しているのです。


 それにゴールの際は、日本人2位の其田健也選手(JR東日本)に先着していましたが、僕の記憶が間違いなければ其田選手は一旦キプチョゲ選手を抜いていたはずです。

 全人生をパリ五輪マラソン代表に賭けて臨んだ日本人トップランナーに最後は敢然と立ち向かってくれたのです。


 最後まで心を切らさず私達日本人視聴者に最後まで敬意を絶やさない姿勢は、たとえは変かもしれませんが、昨年MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)での川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損害保険)の奮闘とも重なります。


 それに僕は、この東京マラソン中間点近くまでキプチョゲ選手が主導した

「マラソン世界新ペース」

をテレビを通じて体感できたことに対する感謝の念が今も離れません❢


 「誰だって毎日がクリスマスではない

 だから諦めることはない」


是非多くの方がキプチョゲ選手の走りからそんな教えを感じ取って、日々努力と成長を怠らず過ごされることと、心が広く様々なことを感じ学び取れるスポーツファンでいてもらえることを願います♪


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