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【東京マラソンを駆け抜けたスーパーランナー】新谷仁美(積水化学)

 新谷仁美選手は2007年2月18日の記念すべき第1回東京マラソン女子の優勝者。

 まだ10代のときで、当時ロードで走った最長距離は駅伝の6.6kmでありました。

 その後はご存知の通りトラックを中心にオリンピックや世界選手権で経験を積まれてきたので、今思うと東京マラソン第一回の覇者というのは異色の経歴ですし、かつ東京マラソンへの思い入れが現在も強いのではないでしょうか❓

 ご本人の心のうちに入り込めるわけではもちろんないので詳しくはわかりませんが、新谷選手のマラソンに対するスタンスは他の日本女子マラソンランナーと趣が異なるのは疑いようがありません。

 失礼を承知で言えば、

「トラックレースで培ってきた絶対的な能力をもってマラソンでも日本のトップに立つ❢」

 特にハーフマラソンで日本新記録を出した時点でその自信はさらに深まったのではないでしょうか❓

 今回の東京マラソンの結果については、自らの力で自分自身とレース自体をコントロールすることが出来なかったに尽きると思います⤵

 潜在能力については、日本記録を持つ前田穂南選手に劣るとは思えません。

 しかし前田選手はあの日本新記録を打ち立てた大阪国際女子マラソンでは自らの判断でレースを完全に作り上げました。

 その時のペースメーカーが新谷選手❢

 そしてそれが新谷選手の心に火を付けるキッカケとなったはずですが、今回結果に結びつけることは「本人的」にはですが出来なかった、と。

 僕は彼女が高校を卒業して実業団に入り、僕の地元の千葉県代表として都道府県対抗女子駅伝を走っていた当時から応援していますし、現在も最も気にかける選手です。
 東京マラソン優勝もその時期ですし。

 その後、体重40キロ(身長165センチ)、体脂肪率3%、無月経等デリケートな問題を克服したり、一旦引退されて復帰するなど、かなり浮き沈みの激しい選手生活を経験されては来ていますが、それでもある種の

「危なっかしさ」が拭えないのも事実。

 それが新谷選手の魅力かもしれませんがネ゙...


 それだけに、今回の結果(2時間21分50秒・日本人トップの6位)は決して恥ずべきことではないですし、少しでも早く心身とも、特に

「心」をいち早く立て直して欲しいです🙏

 そして出来ることならば、以前から僕はnoteでも挙げていることですが、

「トラック種目でもパリ五輪出場」

にチャレンジして欲しいものです💪

 言うまでもなく日本女子長距離陣は強者揃い❣

 その中でてっぺんを目指すのが簡単ではないのは間違いないですが、それでも新谷選手が「参戦」すれば相当な盛り上がりが期待できます♪


 そして、酸いも甘いも噛み分けたうえで来年の東京マラソンこそ大願成就を㊗

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