締切まであとすこし
締切まであとすこし、のいま
書いて表現するって難しいなと思ってる
今ごろ
相手の目を見て、相手の顔色をうかがいながら話すのとは違う
悩んで考えて表現したとしても
届いたひとの脳内でどんな感じで広がるのか
脳内に入る前にもう拒絶されているのか
すこしも分からない
優しくあって
優しく広がってほしいと思っても
それはただの願望にすぎない
うちの庭には変なところにモッコウバラのアーチがあって
それは私がそこに設置したのだけれど
薄く紅茶が香る白い花が窓の近くにあって、良くて
『すずめの戸締り』の扉みたいに存在している、とか思って
とても気に入っているけど
ほかのひとがどう思ってるのかは分からない
アーチは庭の入り口に存在することがほとんどだから
全部そうなんだと思う
私の好きや価値は誰かにとっての無意味、無価値である可能性が高い
そんな私が書いているものは
誰にも興味を持ってもらえない可能性もある
これまでは勢いがあって
締切だけに気持ちを向けられた、これをあの先生に読んでもらいたい、という必死
いまは現実を知りはじめて
止まる、たびたび
締切まであと少し
一心不乱という感覚がほしいな
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