見出し画像

初めての大腸内視鏡検査をしてきた


3人目を出産して以来ある症状が続いていて医師に相談したところ、大腸内視鏡検査をすることに。

医師に大腸内視鏡検査を勧められて、何かあっては嫌だから検査しようと思って申し込んだものの、検査当日に近づくにつれてだんだん怖くなってきた。

当日は便が水になるまで薬を飲み続けるらしい。ネットで調べてみると薬を飲んではトイレに駆け込むのを繰り返すと書いてある。


「やっぱり辞めます」と電話しようかな…。でも、申し込んじゃったしな。私がここで検査を辞めたら病院もその分の売上がなくなるよなぁ。

なんて考えていたら当日になってしまった。

大腸内視鏡検査では前日から食事制限があり、消化の良いものしか食べられない。もらったパンフレットを参考に、検査前に適したメニューをコンビニに買いに行くことにしたが、「これも食べていいんやー!」と思っていろいろ買っていたら結局いつもより食べ過ぎてしまった。


もしかしてこんなに食べてたら明日の排便がしんどかったりして…そんなことが頭をよぎったけど、買ったものは全部食べてしまった。まぁいいか。

当日は朝から絶食だ。

そうはいっても腸洗浄の薬を1.5ℓも飲まないといけないので、全然お腹は空かない。むしろこんなに飲み薬を飲んだらお腹がいっぱい過ぎてしんどかった。

最初は「うめ味になってて意外と美味しいやん」とか思っていたけど、1ℓぐらい飲んだ頃には「もう辞めたい…」という気持ちに。再び「やっぱりやめようかな」とも思えてくる。

この飲み薬を飲んではトイレに行く行為を、便が水になるまで繰り返す。最後の方は本当に水しか出てこなくて、インドに行った際に屋台のサンドイッチみたいなものを食べてお腹を壊したときのことを思い出した。

あのときは本当にしんどかった…。

お腹を壊したまま出国の日を迎え、飛行機でネパールに向かわなければならず、飛行機内でもネパールのホテルでもお腹の痛みと下痢と闘った苦い思い出だ。

ネパールの薬局で薬を買って飲んだけど、そんな程度ではすぐに治らず、発展途上国のホテルで孤独に下痢と闘う辛さ。「私はこのままネパールで人生が終わるのかぁ」なんて思ったり。だけど2〜3日もすれば元気になり、ネパールの日本食屋さんで親子丼を食べていた。

一方で大腸内視鏡検査前の排便は、インドでお腹を壊したときほどの痛みやしんどさはない。それほどお腹が痛くなることもなく便が出てきた。(食事中の方がいたらごめんなさい)


とはいえ、前日までは「飲み薬を飲みながら仕事でもするか〜」と思っていたけど、実際はそれどころではなかった。飲んではトイレに行きたくなるので、1通返信してはトイレに行くみたいな感じで、クライアントさんに返事をするだけで終わった。


便が水になったところで病院へ。病院に着くとすぐに案内してもらえて、検査着に着替え、横になった。お尻がぱっかり開く布パンツを履かされる。


痛み止めの麻酔を点滴で入れてもらったので、早々にぼんやりしてきた。とはいえ、意識がなくなるわけではない。普通に喋れる。

さらに痛い。「痛み止めの注射をした意味は?!」と思うぐらいに痛い。検査されながら次は寝てる間に終わらせてくれる病院に行こうと決意した。

さらに、こちとらお尻からカメラを入れられているというのに、医師は「なんの仕事してるの?」なんて聞いてくる。「ライターです」と答えたけれど、それどころではない。


正確な時間はわからないが、検査はそれほど長くはなかった。大腸の奥までカメラを突っ込んで、戻る過程で腸にポリープや癌などがないかを検査するらしい。

あとから写真を見せてもらったが、案外きれいな腸だった。大きな問題はとくになくてひとまず安心。若干腸炎になっている程度で、何か治療が必要というわけでもない。

検査後はそのままベッドで少し仮眠を取って、そのままスタバへ。だけど、薬の副作用で口の中が渇きすぎてて大好きなホワイトモカが美味しくない。朝から食べてなかったからパンも買ってみたけど、口の中の水分をさらに取られて余計に口の中がカラカラになってしまった。


次に大腸内視鏡検査をするときは、検査後の食事にパンを選ぶのはやめようと誓った。

この記事が参加している募集

この経験に学べ

今日の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?