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 決まってよく見る夢はないだろうか。
僕の場合は小学校に体操着を忘れる夢である。
当時の話だが体操着を忘れてきたら当然体育はできないわけである。
それが結構綱渡りで持ってこなかったらどうしようという不安が頭にこびりついているのだろう。
しかも一度小学校を抜け出して猛ダッシュで家まで取りに帰ったことがある。必死である。
 マジでどうでもいい夢なのだが、どうせ見るならもう少しスケールの大きめのやつでお願いしたいものである。・・・いや、むしろもう少し楽しい夢をお願いしたい。

 2番目に多いのが受験の夢である。
現実では幸い浪人せずに大学に入ったのだが、夢では浪人していて難関大学に挑戦するために勉強しようとするのだが、結局長続きせず受験間近になって切羽詰まった気持ちになって目覚めるのである。一度大学を卒業してさらに受験勉強し直そうとする夢など、バリエーションはあるが、やっぱり目覚めは悪いものである。

 夢の中で同じ場所に訪れることがある。人里離れた山奥の小道を一人歩く夢である。少し歩くと温泉がある旅館があるのは自覚しているようである。
たまにそこを旅行していたり、団体旅行していたりといろんなシチュエーションで訪れている。

 夢診断というものがあるらしいが、これらは何を暗示しているというのだろう。何かに追われている夢とかそんなものではなく、なんとも捉えがたいものばかりでなんだかなぁといった感じである。もっといろいろな夢を見ているはずなのだが、人に語るにあたってこれら以外何も思い出せないというのがいかにも凡庸で気恥ずかしくなるものである。

 一度夢の中で謎の単語(もう思い出せない)が思い浮かんでネット検索してみたことがある。何も出てこなかった。これで何か出てきたら何か物語が始まりそうなものだったが、そんなことはありませんでした。
 かと思えば、これは絶対に面白いという物語の展開を思いついて夢から持ってきたこともあったが、結局そんなに面白いものではなかったり。メロディラインっていう変化球もあったっけ。数回口ずさんで霧散しました。

 今朝見た夢の話ほど相手から話をされて退屈なものはないという。
まぁこういう回があってもいいじゃないか、と思いながら今回語ってみました。どうか寛容に読んでもらえるとありがたいです。
 
 今宵はどんな夢を見るだろう。きっとまた当たり障りのなく起きて3秒で忘れるような夢を見るのであろう。では、みなさんも楽しい夢が見られますように。ごきげんよう。


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