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ドラゴンボール

 昼休み、その書き込みを見ても半信半疑だった。
いつものYahoo!の話題の欄を見ても、x(twitter)を見ても何もなかった。何だ何もないじゃないかと胸を撫で下ろしてその書き込みに戻ると同じような書き込みが増えていた。あちこちメディアを見回したら世界が一変していた。

 鳥山先生が亡くなった。
直接的に何も関係もない一読者なのにショックが大きかった。ドラクエも12までかと思うと、現実を突きつけられる感じがする。
 かつてこれだけ爆発的なヒット作を作り続けているような人がもしいなくなってしまったら、と考えたことがある。それがまさに想像に違わず今現実に起きているような、そんな感じだ。

 ドラゴンボール、ドラクエ、クロノ・トリガー。多感な時期にいつもそばにいてくれたのは先生の作られたキャラクターだった。その影響力は僕自身が思ってもみないほど大きいものだった。僕と同世代、いや世代を超えてそう感じる人は多いはずだ。見ただけでワクワクさせてくれるあの絵や設定やギャグがもう見られないのかと思うと残念でならない。力なくそう思った。

 鳥山先生、今までありがとうございました。
心より御冥福をお祈りいたします。



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