焼肉野郎

書きてえ。

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最近の記事

ノイキャンヘッドホンについて

ノイキャンヘッドホンは、「ノイズキャンセリング+音楽」のセットで騒音が消えるしくみなので、ノイキャンのみだとイヤーマフの方が遮音性は高い。 しかし、それでも私はノイキャンヘッドホンを推す。何故か。重要なのは「耳栓をしながら音を聞ける」ことだ。イヤーマフは、つけてる時と外した時のギャップが大きいので、イヤーマフを外した時に生活音が大きく尖って聞こえる。一方で、ノイキャンヘッドホンは音楽やラジオによって耳に入力があるので、外した時もギャップなく日常生活に戻ってこれる。 よって、ノ

    • 面白い人とは

      おもしろくなるためには、おもしろい人とはなんたるかを知る必要があると思う。以下、身の回りやツイッターにいる面白い人の特徴をまとめてみたい。 コンテンツに触れている結局これが一番でかいと思う。マンガ・アニメ・ゲーム・映画・小説・音楽・絵・料理・筋トレ・数学 とかマジでなんでもいいんだけど、各種コンテンツに触れている人はおもしろい人が多いと思う。とりわけ、ストーリー仕立てになっているもの(マンガ・アニメ・小説・映画)は、その作品自体のあらすじを要約したり感想を言い合えるだけでは

      • 面白い人になりたい

        Twitterやスペースに触れるまでは、自分のことを「優しくて面白い変わりもの」だと思っていた。そうやって地元でチヤホヤされてきたからだ。が、実際には私より優しくて面白い狂人がゴロゴロいることが判明した。アイデンティティの喪失だ。悔しいっす。もっとおもしろくなりたい。 フォロワー数の大小とかでもないんよね。フォロワーが多い状態でTwitterっぽい文体を使えば「面白い風」のツイートが出来上がって界隈でバズるとかはあるかもしれんけど。 正直なにがおもしろくてなにがおもしろく

        • 愛してくれる人のことだけ愛する?(雑感)

          「自分を大切にしてくれる人だけを大切にしよう」って言葉、ネットで流行ってるけどビミョーだとおれは思う。もちろん現時点で意地悪し続けてくる人はソッコー切ればいい。だが、愛だと思った優しさが、実は下心を覆い隠していることもある。そう気づくたびに苦しむのが正解か?また、自分から愛せば向こうも愛してくれるかもしれないのに、その可能性を潰している。一見怖そうな人や冷たそうな人も、自分を守るためにそう見せているだけで、打ち解けたら優しいかもしれない。 まあ愛そうとしたらナメられて、依存

        ノイキャンヘッドホンについて

          前歯の抜けた老婆のエピソード

          高校2年生のとき、駅前で1人ぼーっと座っていたら、前歯が1本だけない老婆に話しかけられた。前歯がないことに気づいたのは、老婆がニコニコ顔だったからだ。 老婆「すみませーん。あなたは普段、大切な人やご家族のために祈ったりしていますか?」 ぼく「はい。してます。」 老婆「え…してるんですか…(なぜかギョッとされる)」 ぼく「はい…毎日…」 老婆「じゃあ今からあなたに祈らせてもらってもいいですか?」 ぼく「いいです」 老婆「え、いいんですか?」 ぼく「あ、いや、よく

          前歯の抜けた老婆のエピソード

          傘こわれた

          ある雨の日、美大生と歩いていると強い風が吹いて俺の傘が壊れた。傘をたたむこともできずに困惑していると、彼はおもむろにポケットに手を突っ込み、「これ使う?」とペンチを差し出してきた。なんでペンチを2秒で取り出せるんだよと聞くと、「便利だから」と言われた。ペンチ・ガムテープ・ドリルの3つがあれば、人生の大抵の問題は解決できるそうです。

          傘こわれた

          安部公房『壁』を読んで

          全編を通して悪夢って感じ。名前をなくした主人公が混沌とした世界の中でみんなにめっちゃいじめられる。味方になってくれるかと思った女の子やパパも、実は敵なのか味方なのか分からないし。てか誰が敵なのかすら分からない。そんな中でひたすら追われたり小突かれたり捕まったり監視されたりされる。途中で読むのが苦しくなっちゃったよ〜。 でも1951年にこんなカッコイイ景色が思い浮かぶなんてすごい。著者は砂漠とか砂とか渇きとかが好きそうだな〜って思った。「自分の身体の中にある砂漠に現れた巨大な

          安部公房『壁』を読んで

          カラマーゾフの兄弟を読みながら②

          ドストエフスキーの小説で読んだことがあるのはまだ『罪と罰』と『地下室の手記』だけで、『カラマーゾフの兄弟』はまだ読み始めたばかりなので、たいそうなことは言えない。が、これだけは言いたい。ドストエフスキーの小説には、感情のコントロールが著しく苦手な男たちがたくさん出てきてかなり面白い。怒り、憎しみ、虚栄心、ナルシズム、皮肉など、それらの感情を当人が抑えようが抑えまいが、だいたい爆発させてしまい、衝突が起きる。そして、結局は自分で自分の首を絞める。 ドストエフスキーの小説の中に

          カラマーゾフの兄弟を読みながら②

          カラマーゾフの兄弟を読みながら①

          『カラマーゾフの兄弟』を読んでいるときに思い浮かんだことを雑に記していく。作品自体の感想文ではないので、作品を要約したり内容に触れることはあまりないと思う。実際に作品を読んでいる人にとっては物足りないだろうが、読んでいない人もふつうに読めるような文を書いていくつもりだ。 介護職に就くことについてどの職業にも「役得」がある。飲料メーカーの社員であれば未発売のジュースが飲めるかもしれない。マンガ家であれば、自分のマンガが掲載された雑誌やコミックスが無料で送られてくる「献本」とい

          カラマーゾフの兄弟を読みながら①

          『地下室の手記』を読んで

          ドストエフスキー『地下室の手記』を読み終えたので、感想を書く。が、作品自体のネタバレはほぼしないつもりだ。というより、読んでいて思ったことを書くだけなので、作品のあらすじはおろか、作品そのものにも触れないかもしれない。 小説の巻末にある"解説"を読むのが好きだ。が、"解説"を読んでから感想文を書くと、"解説"に影響を受けた紋切り型の文が完成するリスクがある。よって、これからは「noteに感想を書き殴る→"解説"を読む」っていう順番にしていこうと思う。 『地下室の手記』の主

          『地下室の手記』を読んで

          ‪父親は無神経すぎて教会の牧師にマジギレされたことがある。‬

          これは母から聞いた話だ。母と父の結婚当初、父親は上司と仲が悪かった。そこで、2週間に1回くらいのペースで近所の教会に通い、悩みを聞いてもらっていた。父親はクリスチャンではない。教会に行っても献金せず、手伝いもしない。ただ教会に行き、自分がいかにかわいそうか、上司にいじめられているのかを教会の人相手に長時間語り、スッキリして帰っていった。 あるとき、ついに牧師の堪忍袋の尾が切れ、「あなたは自分のために教会を利用しているだけだ。悩みを聞いてほしいのなら心療内科に行って聞いてもら

          ‪父親は無神経すぎて教会の牧師にマジギレされたことがある。‬

          文の読み方についての雑感

          感想文を書くための課題図書の読み方、受験現代文の問いに答えるための読み方がある。効率的にササッと読み、書き、問題を解くための読み方である。「キーワード」を追い、「しかし・だから・たしかに・たとえば・つまり・よって」などのディスコースマーカーに注意しつつ、文章を斜め読みする。受験生にとってはもはや職業病になっている。 自分がこのような特殊な読み方をしていることについては、むしろ受験が終わった後に特に顕著に体感できた。「受験のせいで視力も落ちたし、ふつうに読書してる時も変な読み

          文の読み方についての雑感

          『罪と罰』第一部を読み終えて

          作品自体のネタバレは一切しない。 高校生のとき、「マンガで名著を読破できるシリーズ」にハマっていた時期があって、『カラマーゾフの兄弟』も『罪と罰』もそれで読んでいた。そのため、両方ともあらすじだけは知っていた。カラマーゾフの兄弟は、マンガを読んだだけでも背筋が震えるほどゾクッとして感銘を受けた。それにくらべ、罪と罰はなんかパッとしない感じでビミョーだなと思っていた。でも、実際に本を読んでみるとやっぱり違いますね。主人公の心理描写や情景描写がえげつなくて、主人公の思考や主人公

          『罪と罰』第一部を読み終えて

          俺たちが散歩サークルに入れなかった話

          大学1年生の時にサークルに入りそびれたまま2年生になった俺たち3人(俺とIくんとMくん)は、「就活でアピールするためには、なんでもいいからサークルに入らなければヤバい」と信じ込んでいた。そこで、散歩サークルの"新歓散歩"なるものに参加した。 俺たち3人に対する、散歩サークル部長のつかみのトークは「俺のあだ名ってなんだと思う?」だった。無言になる俺たち。Mくんが「"めがねくん"とかですか?」と尋ねた。部長と同い年なのになぜか敬語になる俺たち。「いや、ハリー。ハリーポッターに似

          俺たちが散歩サークルに入れなかった話

          音楽のジャンル分けについての雑感

          音楽のジャンルの話はできればしたくない。ある現象をカテゴリーで判断して本質を見誤るっていうのはよくあることだと思う。ただ、Twitterで見た「プログレ→テクノに派生した」みたいな意見とか、この曲は音楽史的にどういう時期に作られた曲なのかとかを知れるのは楽しい。ザックリとした地図の中で、現在地を知ることができたような感覚になる。 「自称音楽通」みたいに見られるのが嫌なんよな。やっぱり。そう名乗れるほど博識でもないけど。「曲そのものの良さが分からんから虚飾性に満ちた言葉ばかり

          音楽のジャンル分けについての雑感

          最近やってる暇つぶし

          最近やってる暇つぶしは、「ポジティブごっこ」と「口角上げチャレンジ」です。 ポジティブごっことは、起きてから寝るまで、どれだけポジティブなことを考えられるか挑戦するものです。免疫力が上がるらしいです。 口角上げチャレンジは、5分間タイマーで測り、その間は口角を上げて笑顔をキープするゲームです。なにも面白くなくても笑顔でいるだけでナチュラルキラー細胞が活性化して免疫力が上がるらしいのでやってます。スマホやりながらでもできるのでオススメです。

          最近やってる暇つぶし