プラント現場の現状

プラントの現場のIT化はものすごく遅い。現在でもマイクロソフトのオフィスシリーズが良く使われている。データベースなどで管理されていない。

現代においては、データセットを上手く作り、AIによる、データマイニングや自動化のために使う、仕組みづくりが不可欠だと思うが、現代のプラント現場はその様な動きは全くない。基本的に、変わる事を嫌う傾向があるようだ。どこまで、この状態で生き残れるかわからないが、危機感がないのは問題だと思う。安い土地、安い労働力、若い力を求めて海外に流れていくのは明らかにもかかわらず、危機感がない。国と同じような感じだ。

日本のエネルギー産業はどうやら、衰退していきそうだ。電気エネルギー産業は新しい若い人たちが参入しているので、初めから効率的な新しい仕組みで参入されるので、新しい管理方法で柔軟な設計ができる。しかし、現在のプラントは50年以上前に作られたものを、メンテナンスし、維持して使っているのが現状で、新しい技術を取り入れる様な設計になっていない。老朽化も進んでいる。

新しい技術を取り入れた小さなプラントづくりが日本のエネルギー産業にはあっていると考える。