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人生会議(アドバンスケアプランニング:ACP)

「もしものとき」を考え周りの人たちに伝える。そのための準備を”人生会議(アドバンスケアプランニング)と言います。

ACPとは何をするの?

アドバンス・ケア・プランニングとは、あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、また、あなたの信頼する人たちと話し合うことを言います。

ACP 人生会議 厚生労働省HP

アドバンスケアプランニング(以下ACP)は、自分が希望する医療ケアを受けるためにあらかじめ意思決定をしておくというもの。超高齢化社会の現代において、意思決定が出来ない場面は少なくないと感じます。ACPを進めることは必要なことだと考えます。

ACPの進め方はどうすればいいの?

”考える、信頼できる人、書く”

ステップ①考える
自分の人生でどんな価値観を培ってきたか、大切にしていることは何か、今後どのような医療を受けたいか、受けたくないかを考えることから始めます。

ステップ➁信頼できる人(意思決定してくれる人)
意思決定が難しい状況の時、代わりに意思を伝えてくれる人を決めておく。自身の意思を尊重し判断できる人を選んでおくことが大切なこととなります。

ステップ③書く
希望する医療ケアに関する自分の思いを書き出しておくことが必要になります。周囲の人が判断することにも役立ちます。

看護師の関わりとして、患者の価値観を明らかにして治療やケアの目標を設定。患者個人へ対する医療の質を保持することが大事なことであると考えます。意思は変わるものであり、定期的な見直しを行っていくことが必要とされます。

まとめ

病態などにより医療内容の決定が困難なケースなどがあります。医療者は患者と十分な話し合いの場を設けて、意思決定支援を行っていくことが必要なことであると考えます。

https://www.med.kobe-u.ac.jp/jinsei/index.html

ACP 人生会議 厚生労働省


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