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脳が死へのブレーキを踏んでくれたのかもしれない

⚠️自傷行為や自殺に関わる文章があります

 いつから自傷を我慢していたのか。わかる限りでは約一年前から。もしかしたら小さな傷をつけたことはあったかもしれない(なんなら自傷におさまらない酷い怪我はやっていたので)けど、随分頑張って我慢していたと思う。

 それが、今日我慢できなかった。ここ数日、気分が落ち込むことが続いていると思っていましたが……。落ち込むのを止められなかった自分も、本当は“要改善”なのだろうなと思いつつ、せめて怪我の手当てだけはしようとしたところで気付いたこと。

 自傷前までは「死んでしまいたい」「死んでしまおうか」「みんなの前から姿をくらましたい」などと頭の中にこびりついていた言葉たちが、今は鳴りを潜めている。こんな穏やかな気持ちになるとは思っていなかった。

 というのも、最近の私にとって「自分の身体を傷つける=自分を殺す」ことだったからです。そのつもりで際限なく傷をつけていました。

 ところが今日は、そこまで気持ちが落ち切る前に切ったからか、傷も浅く、今は死のうとも思っていない。痛みを感じたことで、脳が死へのブレーキを踏んだような気がした。脳の理性的な部分を感じたのは久しぶりのことでした。

 思えば、そういう脳の制止をきかずにいた結果が酷い怪我だったのかもしれません。脳がバグってないと出来ないような怪我でしたから。

※こんなことを書くと自傷を推奨しているように見えてしまいそうですがそうではなく、「自傷しないに越したことはないけど、そうしないと本当に駄目になってしまう人がいる。なんなら私もそういう人間」という思想のもと、最悪のケースを避ける手段のひとつと考えています。

 少なくとも、今日、自傷しないままいればもっと酷い怪我をしていた可能性がありました。それを止めてくれたのが、自傷行為であり、脳のブレーキでした。

 ひとまず傷の手当てだけして、これで済んで偉いぞと自分に言い聞かせることにしようと思います。
 でも、弱くてごめん。

 ちなみに最近は「水でしっかり洗ったあとに、消毒はせず、ハイドロコロイド絆創膏で自然治癒を利用する」やり方があるらしいです。どうやらそちらの方が傷がはやく治るとかなんとか……?
 でもやり方を間違えると膿んでしまうらしいので、詳細をご自身で調べてから判断してください……。

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