「人生ってなんでこんなに上手くいかないことだらけなんだろう」

思わず呟いてしまうこの一言。ちょっとした失敗や挫折で一喜一憂している自分に腹が立つ。気持ちの切り替えが下手で、負のスパイラルに陥っていく自分が情けなくて。でも意識していなくてもそんな状態になってしまって、自分で自分を悪い方向へと引きづり込んでしまう自分がいるのも何だか悔しい。

そんな状態になっている自分を周囲に気づかれたくなくて、作り笑いをして平気な感じを装っているつもりでいるけれど、上手く隠しきれていないのもまた恥ずかしい。いくら強がって平気なフリをしても、感情が顔に出てしまうのは昔からの癖な気がする。

冬はじめの夜風に吹かれながら、1人夜道を歩きながら考えてふと思った。「今の自分の悩みは大したことない、ちっぽけな悩みなんだ」と。上手くいかないからって死ぬわけじゃないし、上手くいかなかったとしても明日という日はやって来る。上手くいかないことがあるのは、何かに挑戦して新たな壁にぶつかっているから。上手くいかないことが自分をまた成長させてくれる。それから、上手くいっている時間の方が短く、上手くいっていない時間の方が長いってどこかで聞いたことがある。そう思ったら肩の荷が軽くなった気がする。

そして私には、1人で抱え込んで悩んでいたらそっと手を差し伸べてくれるような仲間がいる。心温かい言葉をかけて自分を励ましてくれる仲間たちは、私にとってかけがえのない存在である。

仲間のためにも前向きな自分でありたい。　
自分を側で支えてくれる仲間に感謝したい。
自分の弱さと戦い克服したい。

このような思いを胸に、今日という日の幕を閉じることにする。