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#9.UXデザイン×アイディアソン×WSD


(1)普段おこなっている活動は?

UXデザイナーとしてカナダで働いており、ワークショップは仕事関連での実施&参加が多いです。

(2)WSD受講のきっかけは?

5年前に知人が受講したことがきっかけで、WSDを知りました。その頃からUXデザイナーを目指していたのですが、人とコミュニケーションを円滑にとる方法や問題解決方法のひとつとしてワークショップのスキルを高めたいと、ずっと受講したいと思っていました。カナダに移住することになり、オフラインのクラスだと参加ができないことがハードルでしたが、コロナを経てオンラインのブルーコースができたことを知り、応募に至りました。

(3)オレンジコースとブルーコース、選んだのはどっち?

WSD受講時(応募時)はカナダに住んでいたので、完全にブルーコース一択でした。本音を言えば講師にも同期にも会いたかったし、オレンジコースで対面で受けたかったですが…! 
ふたを開けてみれば、ブルーコースを受けたおかげで、オンラインだからこそ気を配らないといけないこと(音声/カメラトラブルがある、音声やカメラをオンにできない人がいることを前もって考慮する、Zoomのブレイクアウトルームのつくり方、ブレイクアウトルームでの配慮などなどなど)をたくさん学ぶことができました。また、オンラインでもこんなに人を楽しませられるワークがたくさんあるということがとても学びになりました。

(4)WSD受講で最も印象に残っていることは?

新井さんのオンラインワークショップは、やはり衝撃でした! まず登場もオリジナルの音楽を演奏されながらで楽しい気持ちになったし、カメラひとつでこんなに遊べるの!? と言う気持ちにもなりました。更に、オンラインだと伝えづらい『触感』が、カメラを通して架空の物を渡し合うことで相手に伝える、相手から伝わる…というのが、自分の常識を壊されたアハ体験でした!

(5)現在の活動に活かしているWSDでの学びは?

問いかけの仕方を考えるようになったかなと思います。どんな問いかけだと参加者が答えやすくなるかを前よりも意識するようになりました。あとはワークショップに参加していても、どんなタイムラインにしているのか、誰がどういう役割でサポートしているのか、ワークの内容、道具の準備などをデザイナー目線で観察するようになりました!

(6)WSD受講を迷っている人へのメッセージを!

迷っているなら受けてください! 断言しますが、WSDを受けることで視野が広がります。ワークショップってハードルが高い魔法のように思われるかもしれませんが、問題解決やコミュニケーションの手段のひとつなだけなんです。でも、そのスキルを知って高めることで社会問題、会社の人事制度、デザイン、子供とのコミュニケーション…どんな難しいことにも向き合えるんです。しかもひとりでではなく、グループで。

 個人的にWSDを受講して1番良かったことは同期の素敵なメンバーに出会えたことです。と言っても海外に住んでいるので、なかなかワークショップに参加したり、交流できたりしていないのですが。ワークショップで困ったときや相談したいときに、話せる仲間がいるというのはとても心強いです。WSDに参加していなかったら、こんなに多様な職種、年齢の方たちと仲良くなれなかったと思うので、これは間違いなく財産ですね。あとはやりたいことをサポートしてくれる講師陣に出会えたこともとてもプラスになっています。WSDに通って、コミュニケーション能力も更に上がったなと感じます。

(7)これからの展望は?

2023年11月に友人とカナダの社会問題に関するアイディアソン(アイデアxマラソンを合体させた言葉で、決められた時間の中でグループごとにアイデアを出し合う)を開催します。わたしが今住んでいるカナダでもコミュニティや社会の問題がたくさんあるため、今後もそのような問題に対する解決方法を探っていけるような、そして人と人を繋げられるようなワークショップを開いていきたいと考えています。


15時間を越える時差があるカナダから受講してくださった飯塚さん。WSDの学びを仕事ではもちろんのこと、カナダのコミュニティで広げていく姿が頼もしくてなりません。どこにいても、笑顔で人と人を繋げていかれるのだろうなあと思いました。これからのご活躍を応援しています。ありがとうございました!

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