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モノゴトの調べ方(オススメの3つの考え方)

こんばんは。
あおはるです。

何か困った出来事があった場合に、調べるというのは問題解決の第一歩になります。

インターネット以前以後で調べるという行為の難易度は変化しました。
いわゆるググる、インターネットのヤホーで調べてみました、みたいに今や何でも調べられる時代です。

その反面、情報過多でもありまして、調べた情報をどう整理して良いかわからないということが起こり、情報をわかりやすく共有する伝達者の需要が高まっているみたいな状態。

本日はモノゴトの調べ方について、オススメの3つの考え方をご紹介します。

最後まで読んでいただければ幸いです。



1. 要件を決める

意外と見落としがちなのが、調べるという行為の要件定義。
wikipediaをサーフィンしてしまい、あれ、何を調べようとしてたんだっけ? みたいな体験あるんじゃないでしょうか。

調べるは手段で、ゴールは悩みや問題の解決です。
ゆえに、調べる前に、まずは要件を決める必要があります

要件というとちょっと堅い感じがしますが、第三者に依頼されたと想像すると整理しやすいです。

例としてこのような会話。

「ねえねえ、あの曲の名前なんだっけ? めざましテレビのさ、最近の曲」
「ひげだんのHelloですか?」
「いや、違う。そうだ、いきものがかりの曲」
「ああ、SING!ですか?」
「そうそう、それってどんな曲だっけ?」
「こんな曲っす(youtubeを聞かせる)」
「あ~、そうか。こんな感じかぁ。う~ん、なんか違うんだよな……」

なんやねん、みたいな(笑)

こんな会話って困りますよね。
これって冒頭の「悩みや問題の解決」に繋がっていないからでして、

・知ることで何を解決したいのか(なんで知りたいのか)

上記の例だと、曲名を知ることで何を解決したいのか、が大事です。ここが曖昧なまま調べ始めてしまうと、調べるという行為が徒労に終わります。

2. 調べることを絞り込む

前述の例の通り、調べ始める時って意外と要件定義ができていないまま進めてしまうことが多いのですが、要件を整理すると特定のワードに置き換えることができます。

例えば
ゴール:「結婚式の二次会のBGMを見つけること」
といった要件まで絞り込めると、

検索:結婚式二次会 BGM

とできて、知りたいことに近づけます。
前述の会話と比較するとぐっと時間の短縮になります。

「結婚式の二次会のBGMで何か良い曲ないかな?」
と問われる方が答える側も答えやすいですよね。

3. 感情形容詞はコンセプトを考える

ただ、上記でもすぐに答えにたどり着けない場合がありまして、それは要件が感情形容詞の場合です。
感情形容詞は嬉しいとか楽しいとか人の感情を表す形容詞です。

前述の例も「結婚式の二次会のBGMを流す」は手段でして、「BGMを流すことで参加する人や新郎新婦にどんな気持ちになってほしいのか」という定義が必要になります。

感情の定義は言語化が非常に難しいです。
感じ方は人それぞれなので、万人に共通の解がありません。

そこで、コンセプトを考えてみます

結婚式の二次会のコンセプトを例にすると、

・新郎新婦に楽しい時間を過ごしてもらうために、新郎新婦の好きなものを集めよう

といった方針を決めておくことになります。軸のようなものです。
このコンセプトがあれば、新郎新婦の好きな曲が正解になります。

翻って冒頭の質問に戻りますと、
「結婚式の二次会のBGMを探しているんだけどさ、新郎新婦の好きな曲を集めたくて、新郎新婦の好きな曲って何かな?」
となります。

ようやくゴールにたどり着けそうな質問になりました。

まとめ

さて、今回表題の「調べ方」というテーマですが、仕事においても結構あるあるかなと思ってまして、すごく平たく言うと、軸がないまま調べても結果を得られない、という趣旨になります。

調べるというのはあくまでも手段。
調べることで解決したいことが明確に定義されていないと、手段がいくら豊富になっても答えにたどり着くことができません。

急がば回れの言葉の通り、まずは軸をしっかり作ることが大事という話でした。


以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。



今回のような話に興味を抱いていただいた方はぜひこちらも読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。


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