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20200804 満月は水瓶座にて


こんばんは。
青日タロウです。


今夜0:59ごろ、満月を迎えた。
水瓶座で起こる満月。
今年の12月末、グレートコンジャクションという、およそ12年かけて12星座を一周する木星と、約29年前後で一周する土星が同じ星座にて重なるタイミングが訪れる。
このグレートコンジャクションは大体20年周期で訪れる。
拡大と発展、幸福を象徴する木星と、制限と課題、試練を象徴する土星の相反する天体が重なり合い、そのパワーが僕らの世界に大きな変容をもたらす。
その強いタイミングが水瓶座の部屋で起こる。
そしてこのグレートコンジャクション、すなわち大会合が2020年においては特別スペシャルであるのはもう一つ理由がある。
グレートミューテーションという、200年に一度の時代の移り変わるタイミングでもあるからだ。
20年周期で訪れるグレートコンジャクションはこれまで地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)で起きていたが、この年末で風の星座である、水瓶座で怒り、本格的に風の時代へと移り変わる。
そんな大きな、とても大きな動きの中で、この8月の水瓶座満月は、その途轍もない変化の前触れとなるような満月である。

先月7月は2020年をギュギュっと詰め込んだように地の星座に天体が集まり、総仕上げ感満載の、ハードな期間だったように思う。
これまでに手放すことをなるべく意識することをお勧めしていた。
これからは時代の移りを意識して、仕掛けていくような時。
まだ手放し切れていない人、向き合い切れていないものが多い人はなるべく自分自身を大事に考えて、本当に必要なことに焦点を当てることに丁寧に取り組んでほしい。


さて、この水瓶座満月、例えるならば、風の時代へと本格的に移る前のエキシビジョンマッチ。
舞台は陸上トラック100mレーン、号砲が空をつんざくその瞬間。
ガラッと世界が変わる雰囲気をまとめてゆく。


水瓶座。
ギリシャ神話において、神々の王ゼウス神が自らに仕える給仕として、下界にいたトロイ国のとても美しい美少年<ガニメデス>を天界へと連れ去った。そして永遠の若さと命を与え、英知の源である美酒<ネクタル>を神々にお酌する役割を担わせた。そのネクタルの入った水瓶でお酌するガニメデスの姿が水瓶座となったとされている。
そんな水瓶座のテーマは守護星でもある天王星の影響を受けて「自由・改革・英知」を持っている。
牡羊座から始まって山羊座までの間に個人から身内、他者、そして社会と興味関心を広げっていった先にある個人の世界を表している。
何よりも自由・個人を愛しているが、それは様々な社会の上に成り立っていることを理解している星座。
博愛という言葉が似合う。
皆がそれぞれつながっていることを理解し、皆平等であることを知っている。

満月は、満ちる時。
蓄え、抱えたものを振り返り、見直し、手放してゆくタイミング。
自由と改革のエリアで起こる振り返りはどのように展開されていくのだろうか。
その鍵は、水瓶座の守護星、天王星が握っている。
今回の満月は、ホロスコープ(西洋占星術で使用する天体マップ)では、獅子座の太陽と水瓶座の月がちょうど真反対に位置している瞬間。
ここに牡牛座に位置している天王星が90度という緊張感のある角度をゆるやかにとっている。
とても革命的な、まさにスタートの瞬間の号砲が鳴り響くような、パーンとしたイメージを抱く。
劇的で、突き進むことを余儀なくされるような。
恋愛において雷に打たれた、と表現されることがあるが、まさにそんな。
これまでに見ていた世界が一変してゆく。

輝く目標を目指していく獅子座太陽と、本当の自由を望む博愛主義な月が対面するこの夜に、古き体制を壊し、新しい概念・価値観を生み出す革命の星、天王星があなたの背中を押してゆく。


心を解き放つこと。


今夜の満月があなたに問いかけているのは、誰のためでもなく、打算で手に入ってしまうものでなく、創造的で、自由で、愛ある姿。
孤独を彷徨った人も、些細な人間関係に嫌気が差した人も、本当に必要なかわからない仕事に追われる人も、脱力とやるさなさに苛まれる人も、とにかく生きることに必死な人も、自分の人生は創造的である。


突然鳴り響く、スタートの号砲。
驚きに包まれながらも、きっと心は踊っているはず。
風の時代に向けたレースが始まりを告げる。


これから全力ダッシュしていく道筋は皆違う。
それぞれが走り出していくのに、周りを見ている必要はない。
スタートラインも、トラックが伸びる先も全てが違うから。
走り出したい方向へと、あなたが信じた道がメインコースとなる。
思うままに。
今までと付き合いも環境も変わるかもしれないけれど、走り出した先に新たな出会いも仲間も待っている。
同調圧力はいらない。
必要なのは協調。
個人的であることは武器になる時代がやってくる。



ついでの星占い。

天王星が鍵になるだけではなく、山羊座木星・蟹座水星のオポジションに牡羊座火星がTスクエア組んできてるのも、印象的。
革命後の勝利宣言みたいな、言葉でさらに向かう先を示しているような雰囲気。
5日の昼頃には水星はそのまま獅子座入りするから、ますます言葉による放出がすすんでいきそう。
強烈な7月からしたら、色々と流れ出て行って、気持ち的に楽になっていくようなそんな感じ。

2020.08.04 青日タロウ



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