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ギュギュっと距離を詰める社内広報!全拠点・全部署を繋ぐインナーコミュニケーションとは

皆様こんにちは。採用広報の葵です!
本日はわたしがとっても大事にしているインナーコミュニケーションについてまとめました。現在、採用ブランディングを中心に発信していくカルチャーの整理や社内広報の企画も進行中ですが、どの環境でも感じるのが ”社内の協力” なくては進行の難しい業務がたくさんあるということ。

・社内広報のゼロイチ立ち上げ
・会社全体の調律、連携

ふわっとしたものを可視化することによって改めて気づきとなることもあるかと思いますので、前職の立ち上げ経験を元に執筆させていただきます。
参考程度にご覧頂けたら嬉しいです!

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インナーコミュニケーションは何故必要か

会社の理念やバリューをメンバー全体に浸透させることで皆が同じ方向を向くことができて、企業としてのパフォーマンス向上や進むべき方向の再認識はもちろんのこと

・各部署連携が取れることで仕事の効率が良くなる
・他部署にアンテナを張ることで新しいアイデアを生み出せる
・皆で思いあえる関係を構築できる
・メンバー1人1人の社内的な認知に繋がる
・企業が掲げるvalueを浸透していくことができる
・全体のロイヤリティが上がることでリファラルや顧客の紹介を獲得できる

などいいことだらけ!
テレワークやフレックスタイム制の導入などで仕事が便利になった一方で、コミュニケーションを積極的に取りづらい、メンバーが普段どのような仕事をしているのか分からない。といったようなデメリットを緩和させる方法とも言えます。

思い切って『社内報』を立ち上げてみた

現在社内報立ち上げは2社目?これまで営業主体だった体制から従業員が60名をこえ、バックオフィスの部署も確立し更なる拡大が決まった頃に【社内報】立ち上げを決断しています。要は、『あれ・・この人たち他部署のことなんも知らんくない?』が増えてきたときです。
営業とバックオフィス、全支社・全国を繋げるツール、そして会社の歴史を綴っていくという観点での制作を進めました。

使ってる編集ソフト

私はCanvaを使用しています!有料会員でなくても無料の範囲で十分編集できます。【デザイン作成】の虫眼鏡マークから【ポスター】で検索したテンプレートが上記のサイズです

https://www.canva.com/

社内報のコンテンツ

これまで手を動かしながら私なりに精査してきましたが、コンテンツは以下の通りです。

・決済数ランキング/ヒーローインタビュー
・初契約インタビュー
・Wantedlyピックアップ
・中途メンバー紹介
・内定者インターン紹介
・支社立ち上げ奮闘記
・今バズってる広告ランキング
・最近始めた広告媒体と先月の振り返り
・プチマーケ用語講座
・サービスサポート事例、お客様の声
・バックオフィスお仕事紹介
・社内イベント報告
・事業部からの大事なお知らせ     
・星座占い
・オフィス紹介、オフィス周辺グルメ
・おすすめのガジェット紹介      
・ハッピーニュース(結婚、出産)   などなど

メンバーが100名以下だったときは、誕生日月の方を紹介して紙面でお祝いしたり皆さんのペットを紹介させていただいたり娯楽要素も取り入れた発行もしていましたが、100名をこえてからは連載という形で毎月更新するもの月ごとのピックアップ織り交ぜながら6~7ページに渡って発行しております。
毎月(年12回)、半期に1度(年2回)、四半期に1度(年4回)など企業のペースでOK。お休みできるものではないのでリソースとの相談で工夫してみてください!半期(年2回)は9月とかで割ってしまうと少々つまらないので『SS』『AW』の発行にしてあげると季節感が出て楽しいです。

各部署との連携

各部署の責任者や役員陣と連携して、社内報のリリースにおける数値やテキストの回収を行います。私は各部署窓口となる方を先に決めて毎月業務に無理のない締切で対応して頂くことが多いです。誰にどんなことを伝えるコンテンツとなるのかをすり合わせておけば、後々連携がとってもスムーズになりますしコミュニケーションの中で新たな企画をディスカッションすることも増えます。社内にどんな影響を与えられたらこの部署にとって1番いいストーリーになるかを想像して企画することも大事です。

アンケートで回収した社内からの声

・お客様がどんな広告に惹かれて来場してくださったのかが分かった
・他拠点でなかなか話せないメンバーのキャラクターがわかる!
・集客の導線が分かりアプローチを更に大事にするようになった
・自社サービスが実際にお客様のためになってる事例を理解できた
・営業資料として使える!
・部署内で働いていると閉鎖的になりがちですが、みんなで働いてることが実感できる
・自分が掲載されると全支社に名前が届くので嬉しい
・社内報見ると今月も頑張ろうと思える!
・チーム内だけではなく企業としての一体感を感じる

などなど、ありがたいお言葉をたくさん頂いております。『社内報に掲載されることがステータス』『みんなで会社を動かしている』そんな風に思って頂くことが理想です!

正直、やり方はアナログでもデジタルでもなんでもいいと思ってます。届ける先のメンバーに対して”愛情”を持って制作することが何より大切。1人1人が同じ方向を向けるような配信や”知らなかった!”というお役立ちコンテンツも取り入れて、愛される企画にしていきたいですね。

プロジェクトを立ち上げてディレクション

巻き込むことが必要な広報も、メンバー自体が多すぎて管理できない!という企業もあるかと思います。そんなときは10名ほどのプロジェクトを立ち上げてディレクションしていくのがスムーズ。
今回のような社内報やSNS運用などにおいては、各部署で影響力のあるメンバーをアサインしたり縦割りで徐々に浸透させていったり発信しているうちに『いい取り組み!』と思って頂けた方に協力いただくのも良いですよね。

助けてもらうポイントを絞り、責任を持って伴走する

『いざ、始動!』と立ち上げても、その後の管理までできないと意味がありません。

・プロジェクトの目的
・どんな影響に繋げていくのか
・運用の仕方
・注意事項のすり合わせ

ここをしっかり落とし込んで1人1人にミッションを持っていただきます。ポイントは、“最小限の労力で完結するお願い” をすること。オンラインやテキストでの依頼、フォーム作成やテンプレートの送付、文字数等もきちんと提示してあげることが大切です。
当たり前の気遣い1つで『葵さんのお願いだったら、また聞いてあげよう』を構築しています。(自戒の念を込めて)

マインドは、“図々しく爽やかに”

インナーコミュニケーションを取る上で私が1番大事にしてること。全部署とのキャッチアップって業務的にやればやるほど気を遣いすぎてしまうもの。
『チームの施策所感どうですか?』『調子どう?元気?!』『なんか課題感とかありますか?広報で支援できることあれば』『最近勢い良いメンバーいます?』『オフラインはじめまして~!田中です』
オフィス出社して誰かと目が合う度にこんな感じで雑談でのキャッチアップをしながら小さなネタを常に探しています。

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いかがでしたか?なかなか表に情報が出てこない社内報、わたしも立ち上げの段階では情報収集にものすごく困りました・・。なんとなく話は出ているけれどどう進めていいのかわからないという方の参考になったら嬉しいです。

ではまた次回の記事でお会いしましょう!

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