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コーチングを子育てに活かすには?

コーチングを学び出して2年目のワーママ、Aoiです。
今回はコーチングを子育てにどう活かすか、について私なりに考えていることを書いていきたいと思います。

まず前提として、私の子どもはまだ2歳未満のため、じっくり日本語で対話できるというコーチングクライアントとしての前提条件を満たしていません(笑)。ですが、自分の子どもに対してコーチングセッションがまだできなくても、子育てという面で活かせる要素はあるなと感じています。そのうち主な3点について書いていきたいと思います。


セルフコーチングで自分の機嫌を保つ

いきなり親自身の話かい!と思われるかもしれませんが、私は親がご機嫌である、または情緒が落ち着いていることは子育てにおいて超重要だと考えています。

自分の心に余裕がないときに限って、子どもがいたずらしたり、ダメと言っていることをあえてやってきたりして、超イライラしてしまう時がありませんか?私はそういう時はどうしても子どもにも感情的な言葉をぶつけてしまい、後で自己嫌悪…。こういうことを0にするのは難しくても、子どもと自分のためにもなるべく減らしていきたいです。

そのためには、自分の余裕がない状態を「未然に防ぐ」ことを重要視しており、ネガティブな感情が強まった時のセルフコーチングが役立つなと思っているのです。
具体的には、モヤモヤがたまった時は紙に考えていることを書き出す、口に出して感情を整理したいと思ったときはコーチングセッションのテーマにしてコーチと対話する、を実行しています。

最後まで相手の話を聞く忍耐力をつける


これも超重要、かつ最難関だと思っています。

相手がまず自分の話をきいてほしいと思っているだろうなという状況でも、特に相手が家族となると、ついつい口を挟みたくなりませんか?家族の場合はどうしても相手に抱く想いが強いことで、「なんでそんなことしたの?」「こうした方がいいんじゃないの?」と自分の意見を挟み込みたくなりがちです。私が通っていたコーチングスクール講師の方も、コーチングクライアントが家族という場合が一番難しいと語っていらっしゃいました。

私自身も過去を振り返ると、夫や実親に対してどうしても口を挟みたくなって発言し、結果的にせっかく相談してくれたのに喧嘩別れのようになる場面がありました。基本的にせっかちな性格なので、身内相手だと「結局こういうこと?」「ならこうしたらいいじゃん」って言っちゃうんですよね(苦笑)。

このせっかちさを克服すべく、コーチング学習のためにクライアントさんとセッションする際には、「相手が話し切りたいタイミングまで待つ」「相手が吐き出したい言葉は最後まで聴く」を強く意識してトレーニングを重ねています。

本質に近づくための質問力を磨く


ただ話を聞きだけではなく、相手が話をしたいタイミングまで聴いたうえで価値のある質問を重ねるのがコーチングの醍醐味であり、コーチの真価の問われるところ。

価値のある質問とは何か、は人それぞれだとは思いますが、私は「現象ではなく、真因にフォーカスできている」質問に価値があると感じます。

例えば、将来子どもが「友達と喧嘩しちゃった。どうしたらいいだろう?」と相談してきた場合、「何があったの?」「どういう経緯だったの?」という事象の確認をまず確認したくなると思います(事実確認は親としてそれはそれで重要ですよね。園や学校に相談するうえでも。)。

そのあと親としての自分の考えを伝える前に、「あなたはそのときどう感じたの?」「そう感じたのはなぜだろう?」「今ならどうしたらよかったと思う?」と子どもの感情と価値観にまず寄り添う質問まで重ねられるような親が私の今の理想です。そこまで子どもの考えを引き出せれば、後はどうしたらいいか子ども自身で答えを導き出せるんじゃないかと思うんですよね。

以上が、私がコーチングを子育てに活かしたいと思っている点です。実際に子どもと対話ができるようになったら、またそれはそれで気づきがあると思うので、その時は実践踏まえた内容にアップデートしていきたいと思います!


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