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高三の夏に書いた雰囲気小説
およそ10年前、高三の夏に書いたらしい非常に短い小説が2本見つかり、記念に残しておこうと思い、あげておく。読めたものではないのだが……。何というか、ギャルゲーの影響を感じる。
「少年時代」
いっしょに行かない?
そう彼が言ってくれた時には本当にどきどきしたし、すごく嬉しかった。
彼はもう、帰ってしまっただろう。明日からはもう、今までと同じようには話せないのかもしれない。そう思うと、すこ
あの夜と、あの夜よりも前の夜と、あの夜の続き
2015年、「軽いうつ」だった頃に書いた小説です。もう時効だろうということで公開します。原稿用紙96枚。縦書きpdfファイル。
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あの夜と、あの夜よりも前の夜と、あの夜の続き 九月二十二日。徹夜明け、昼前に新宿の文房具屋に行き、万年筆と原稿用紙百枚を買った。医師の診断によれば「軽いうつ」で、もうまったく気力を失い、何十時間も眠り続ける日々の中で、万年筆を持って原稿用紙に向かってみることは