見出し画像

組織が腐敗してくると起こること「①エース社員や危険人物が出現する」

組織が腐敗してくると「エース社員や危険人物が出現する」。
これは組織が腐敗してどうしようもない人間が増えてくることによって、1つは組織として成立させるために優秀なエース社員が必要なためでしょうね。要するに組織を成立させるための稼ぎ頭となる社員が必要ということでしょう。逆にエース社員がいるために他の社員がエース社員におんぶに抱っこで働かなくなったり、エース社員が目立つために他の社員がその影になって評価されずに腐ってしまったりと、エース社員がいるがために組織の腐敗が進むという面もあるかもしれませんね。そして、2つ目の危険人物については、腐っている社員が増えてくることによって組織のモラルが徐々に低下していき、しまいにはとんでもないことを平気でするような社員が現れるのでしょう。例えば「パワハラをでっち上げるようなモンスター社員」や「部下のことなど考えないようなサイコパス管理職」です。

それでは実際の「白いブラック企業」ではどうかというと、「さまざまなモンスター社員」はウヨウヨ存在させているのですが、残念ながらエース社員は出てきていないですね。それはエースになり得るような社員は、さっさとこの腐った組織を見限って転職するからなんです。もちろん優秀な社員がすべて去るわけではありませんよ。優秀さが目立つとモンスター社員たちに攻撃されたり、モンスター管理職に仕事を山のように振られるので、周りの社員に合わせてひっそりと身を隠しているんです。転職せずに身を隠している理由はさまざまだです。人によっては、もう少しで定年だから惰性で定年を迎えようと思う人もいるし、優秀だからと言って仕事命というわけでもないから「周りが腐った連中ばかりなので少しの労力で仕事を達成できるからこのままでいいや」と思っている人もいますね。中には孤軍奮闘して組織を何とか良くしようという奇特な人もいますけど、、、ちょっとやそっとではこの「白いブラック企業」はびくともしないので、徐々に意欲を失って大抵の人は去っていくか、諦めて給料をもらえればいいやとなってしまうんですね。

正直なところ「会社がどうなろうと知ったことではない」という人間がほとんどだと思います。それでも腐ったモンスター社員をそのまま放置できるだけの体力があるから、お遊びのホワイト化をしていられるんだと思います。だからこそエース社員などいなくても腐った組織として成立させられているのでしょうね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?