真上 葵

ブラック企業が問題視され企業のホワイト化、特に大企業のホワイト化は急速に進んでいる昨今…

真上 葵

ブラック企業が問題視され企業のホワイト化、特に大企業のホワイト化は急速に進んでいる昨今、ホワイト化によって生まれたモンスターたち、そのモンスターの犠牲や生贄にされる社員たちがいる。半沢直樹の世界を凌駕する企業の闇。その闇の中で耐え忍んで生きる社員たちの姿を書き綴っていきたい。

マガジン

  • 白いブラック企業の真実

    ブラック企業が叩かれるなか、間違った形でホワイト化する企業。それはもはやホワイト企業ではなく、新しいブラック企業の形と言える。表面上のホワイトさに反して、強かな陰険さ、訴えられなければ何をしてもいいと思っている会社側、それによってギスギスする社員たち、一時期ニュースで騒がれていたバイトテロが大手企業でも幼稚な社員によって起こっている。そんな新しいブラック企業の実態について書いていきたい。

  • サラリーマン 苦難や挫折の乗り越え方

    サラリーマンをしていると大小様々な苦難や挫折を経験することがあります。 「もう一度やり直したい」と思っても時間は元には戻りませんから「転職したい」と思う人もいるでしょうし、「死んでしまいたい」さえ思う人もいることでしょう。 そんな苦しい時期を乗り越えることの参考になればと思い記事を書き始めました。 あなたの苦しく悲しい気持ちはよくわかります。あなたは一人じゃないですよ。だから一緒に少しずつ乗り越えていきましょう。

  • 白いブラック企業 番外編

    白いブラック企業は多くの愛すべきポンコツたちでいっぱいだが、そんなやつらばかりだと当たり前だが組織として成り立たない。わずかではあるが極めて光る優秀な人たちがいるから成立しているところがある。白いブラック企業の番外編として希少な優秀な人たちを紹介する。

  • 残念な会社員たち図鑑

    リアルな残念な会社員たちを図鑑にしてみました。 それぞれの会社員の特性や習性を紹介します。

最近の記事

  • 固定された記事

ホワイトに偽装するブラック企業

 パワハラ、セクハラなどのハラスメント事件が騒がれるようになって以来、企業はこれらのハラスメント対策をしていることがホワイト企業の証であると必死になっている。大企業に限らず企業イメージが業績に影響する企業ではハラスメント事件は命取りになるため、その対策には必死さが感じられるが、その実態はハラスメントをより狡猾で陰湿なものに進化させているとしか言いようがない。ホワイトさをアピールしている大企業ほどその傾向が強いように感じられる。 より狡猾に陰湿に進化するハラスメント  「怒

    • クリーンさ、働きやすさをアピールしている会社は逆にやばいかも、、、、、と思えてきた

      昨今、世間を騒がしている企業におけるコンプライアンス問題や、組織内でのパワハラ、セクハラ、いじめなどの問題、会社組織というものは思っている以上に多くの問題を抱えている。それが表に出ないだけ、腹の中はとんでもなく真っ黒というのが私の印象だ。組織の中にいる人間、要するに茹でガエルになって善悪の区別の感覚が鈍くなっている内部の人間ですら、そう感じている(やばいなぁ〜と感じている)ということは、たぶん外の世界の人(組織外の人)が見たら、とんでもなく異常な世界に見えることだろう。 最

      • 仰天ニュースの「森友改ざん問題」を見て思う。国家や大企業の権力の怖さ、、、隠蔽はもはや当たり前なのか、、、

        昨夜の仰天ニュースで「森友改ざん問題」を取り上げていましたが、それを見ていて、国家という大きな組織の闇の深さにうんざりすると共に、世の中で大きい会社、一流企業と言われているような会社もこの仰天ニュースに出てくる国家組織の人らと同じで酷いものです。表立ってはホワイトさをアピールしちゃいるけど、どう見てもブラック。仰天ニュースを見ている人ならわかると思いうますけど、陰湿な分、ノーマルなブラックよりタチが悪いと感じてしまう。 一つ笑える、いや笑えないかな、、、 そんなひどい国の隠蔽

        • やばい管理職、証拠を残さず無茶なことをやらせる

          核心のことを言わず、「お前ら!察してうまくやれ!」という圧力をかけてくる。 なんかあった時に自分自身が咎められないように、きつい言葉も言わないし、証拠も残さない。 何かあっても、、、 「自分はそんなことを言っていない。」 「部下が勝手にやったという。」 と逃れるためだ。 だから、、、、部下がリスクを負ってやらなければならないのだ。 奴らは暗黙のプレッシャをかけてくる。 そして、抜かりなく、従わねければならないという職場の雰囲気作りを行なっている。もちろん、証拠も残さずにだ。

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        • 白いブラック企業の真実
          115本
        • サラリーマン 苦難や挫折の乗り越え方
          18本
        • 白いブラック企業 番外編
          6本
        • 残念な会社員たち図鑑
          30本

        記事

          白いブラック企業では強かな奴ほど出世する

          白いブラック企業によらず会社にある程度体力(余裕)のある企業で出世するのには強かさが必要です。実力や経験があって実績を残していたとしても、この強かさがなければ出世どころか粛清されてしまうのです。出る杭は打たれるなり抜かれるなりされてしまうのがこれまでも紹介してきたように白いブラック企業なのです。 もうかなり昔のドラマになりますが「半沢直樹」に登場する香川照之さんが演じる大和田常務が部下の支店長に対して 「しっかり責任を取らせなさい」 と言っていたのを思い出します。 自分の落

          白いブラック企業では強かな奴ほど出世する

          お外でやったら訴えられるんじゃないの?

          会社という組織の中にいると異常なこと、自分がされたら嫌なこと、会社の外でやったら訴えられかねないことを平気でしている人を見ることがあります。今回はそんな異常な出来事のうち、会社の外でやったら訴えられるんじゃないの?と思われる出来事を紹介したいと思います。 ざっくり言うと、社内におけて行われている活動、たぶん名目上は改革活動になっているのではないかと思いますが、実際には行き場のないおじさんたちのための仕事(活動)だと思います。なので巻き込まれている人たちにとっては正直迷惑な活

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          政治家が観光旅行だと叩かれるようなことを会社の偉い人間がやっても誰も何も言いません

          政治家がフランスやシンガポールへの研修だか、視察だかで行って観光みたいなことをしたとして叩かれていたが、会社ではそんなことは日常茶飯事に行われているし、それについて誰も何も言いません。 まぁ正確には、多くのまともな社員は快くは思っていませんね。 休憩時間の給湯室や、業後の居酒屋では、 「今日のなんちゃら会議にわざわざ、ほにゃららさん来てたけどさ、正直必要?」 「こんな会議ならさ、ネットミーティングでいいんじゃねーの」 「まぁ、仕事してる感っていうか、自分勝手に仕事やってる感出

          政治家が観光旅行だと叩かれるようなことを会社の偉い人間がやっても誰も何も言いません

          スカウトしといて退職勧奨、、、人の人生なんだと思ってるねん

          近年、転職市場は活況というか、多くの転職サービスが旺盛であることは皆さんも知るところだとうと思う。TVでも多くの転職サービスのCMが流れている。一昔前までは、一つの会社に定年まで勤めるのが当たり前で、転職などする者は変わり者、忍耐がないなどと言われていたが、今ではそんなことを言う人間の方が変わり者、古い人間と取られるようになってきている。まぁ、それだけ転職ということが当たり前のことになってきているのだろう。 転職サービスの中にはさまざまなサービスが存在する。その中にスカウト

          スカウトしといて退職勧奨、、、人の人生なんだと思ってるねん

          会社が怖い、、、つらい、、、、でも逃げられない

          以前からこの会社(白いブラック企業)がおかしい、異常だとは思っていたが、最近はとんでもなく恐怖を感じている。 例えば、第二次世界大戦時の日本軍、司令部はもちろんのこと下級指揮官に至るまで、その行動や考え方は異常だったと思う人が多いのではないだろうか?戦時だから仕方なかったという考え方もあるけど、おかしな行動や考え方をしていたから滅びたのではないかと(私は)思ってしまう。 これまでの日本の歴史(世界の歴史でも同じですけど)を見てみると、体制や組織が滅びるときは、その組織の中核

          会社が怖い、、、つらい、、、、でも逃げられない

          ひでぇ会社だ!口だけの安全第一とコンプライアンス遵守

          「社員の身体と心の安全が第一です!」とか「コンプライアンスを守りましょう!」などと大企業ではホワイトさをアピールするために言われていますけど、口だけでまったく安全第一でもコンプラ遵守もありません。 社員が血出して病院にでも運ばれたり、自殺でもしたら騒ぎ出しますけど、そんなんでも根本的な問題に蓋をして、生贄の羊さんを差し出しておしまいです。この差し出された羊さんも多くの場合、無実であって、本当の悪はまったく裁かれることはありません。現実とはひどいもんなんです。 久々に酷いこと

          ひでぇ会社だ!口だけの安全第一とコンプライアンス遵守

          また優秀な若手が会社を去る

          今日もまた悲しい知らせを聞くことになった。 優秀でモチベーションも高かった若手が会社を辞め、そして転職をするというのだ。 当然と言ってはなんだが、優秀だからこそ、モチベーションが高かったからこそ転職という道を選んだのだ。 この会社にいても自分のためにならないと判断し、そして彼の能力を高く評価してくれる他の会社を選んだのだ。 こう書くと彼はクールドライな人間のように感じるかもしれないが、それは大きな間違いである。 彼は1年半やるだけのことはやり切って、もう他に選択肢がないとこ

          また優秀な若手が会社を去る

          どんなにコンプライアンス部門に訴えようとも、上層部が改善すると良い顔をしたとしても...

          これまでの記事で何度も書いてきたが、職場のとんでもない上司の行動も、劣悪な人間関係も、人事権濫用として思えない左遷も会社にとってはグレーゾーン扱いとなり、「検討の結果、パワハラには当たらない」「問題ない」「あなたの我慢が足りない」とされて何も変わることはない。 会社というものは表沙汰にならない限り、握りつぶして隠蔽するものなのだということが嫌というほど身に染みた。 定期的にメール配信されてくるコンプラニュースには調子の良いことが書かれている。 「どんなに些細なことでも躊躇

          どんなにコンプライアンス部門に訴えようとも、上層部が改善すると良い顔をしたとしても...

          白いブラック企業の人事はやりたい放題?

          好き嫌いで人事を動かす。 パワハラし放題。 手書きの反省文を書かせる(体罰?)。 あなたの性分はお直らない(精神攻撃?) ここにいたかったらおとなしくしていろ(脅し?)。 嫌いな人がいるから異動させた(人事権の濫用?)。 特定の人とのコンタクトを禁止(個の侵害?) 普通に考えたら許されないことと思いますが、人事権を持っている人間は平気でこういうことをしてくるのです。 人事権とはそれだけ大きいということです。 いくらでもなんとでもできてしまうのでしょうね。 社員の訴えなど捻じ

          白いブラック企業の人事はやりたい放題?

          座敷牢にぶち込んどいて、勿体無いってどうゆうこと?

          白いブラック企業には座敷牢、要するに「追い出し部屋」のような部署がある。 座敷牢にぶち込まれると、ろくな仕事が与えられることはない。 気に入らないなら自分で見つけろ、自分で提案しろと言われるが、提案したところで、あーでもない、こーでもないと難癖をつけられて認められることはない。 こういったやり取りを続けられることで会社に失望して出ていくことを狙ってのことなのだろう。 さらに誰かと仕事をさせてもらえることは少なく、基本は一人仕事。 いわゆるボッチ状態が続くのでこれもまたきつい状

          座敷牢にぶち込んどいて、勿体無いってどうゆうこと?

          残念!せっかくの目安箱も、人事の揉み消しで終了か?

          目安箱の設置の効果か?ゴールデンウィーク明け早々に行われた人事部による面談は結局のところポーズだけで終わりそうである。 というのも面談内容がシナリオありきの面談であったからである。 想定されるシナリオは、目安箱を通じて訴えた若手社員たちのわがままであって、職場の問題はなしというシナリオである。 面談においていくら悲惨な現状を訴えても聞く耳を持たないどころか、 「あなたのわがままでしかない」と一蹴された。 面談のメール文面にある「忌憚なきご意見をお願いします」という意識はどこに

          残念!せっかくの目安箱も、人事の揉み消しで終了か?

          目安箱効果か!?白いブラック企業動く!

          ゴールデンウイークが明けて早々、人事部による急な面談が入ることになった。 もう少しゆったりとした日程なら通常の意識調査かと思えたが、今回はどうやら様子がおかしい。 休み明け早々に呼び出されて面談がおこなれたからだ。 ついこの前、4月に設置された目安箱効果なのだろうか? 一般社員の声が上に届いたことを起因とするならば、目安箱を設置したトップの行動力には期待できそうである。 しかし気になるところもある。 面談に来る人事は、こう言ってはなんだが見る目もないし、聞く耳も持っていな

          目安箱効果か!?白いブラック企業動く!