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闘鷲降臨~インテンシティとは脚で守ることと見つけたり(23-24Game27-28) #FE名古屋

うちのクラブは、インテンシティは掌から生まれるものではなく足の裏から生まれるものだという認識の下で成長していこう、な?

Game1 FE名古屋 68-57 琉球

前節は外国籍・帰化選手を欠き、リソース不足に泣いたFE名古屋。年が変わって両名とも復帰、チャンピオンシップ出場へ力試しの節に

  • 前節は外国籍・帰化選手を欠き、リソース不足に泣いたFE名古屋。年が変わって両名とも復帰、チャンピオンシップ出場へ力試しの節に

  • 一方の琉球は年末はダーラムを欠いたラインナップで連敗も、今節からは復帰。ビッグマンを大黒柱に据えつつ、全体としての守備の強度を落とさないチームでリーグを制したという意味で目指すべき存在にどこまで迫れるか

  • 初戦の序盤はお互いに守りあい、といった出足に。まずはクーリーのところでイージーバスケを増やしたい琉球相手にFE名古屋はとにかくクーリーからオマラを離さなくてもいいように守るよう徹底。この守り方と、その後の外にも食らいつく形は上手く効き、琉球のスコアは伸び悩む。もっとも琉球の守備力もさすがでFE名古屋の攻撃も停滞、14-13で2Qへ

  • 2QもオフィシャルTO明けたくらいまでは一進一退の攻防が続いていたが、残り1分半から9-0のランで一気に突き放してアドバンテージを得ることに。笹山の3P→ブザビフローターの流れは場内大盛り上がりであった

  • 3Q、序盤5分は悪くない戦い方で、流れを傾けられずも上手くいなして最大15点差に。が、そこから琉球の守備の前に急激にリズムを失うFE名古屋のオフェンス。4分50秒無得点で点差はわずか5点に

  • さらに4Qの入りで琉球のエース今村の3Pで2点差に縮む点差。昨季同様競合に力負けかと思われたが、今年はもう一本飛び道具が加わっていた。アーロンヘンリーがここで3Pを決め返すと、さらにルークとのホットラインでアシストを積み重ねて点差を維持。4点と6点の間を行き来したままオフィシャルタイムアウトも過ぎ、終盤へ。

  • OTO明けはお互いになかなか得点を積めなかったところで次の得点が琉球に入り再度4点差になると、ここでFE名古屋がタイムアウトを要求。明けた攻撃でアーロンが2Pを決めきり、さらに相手の攻撃を守ったところで3Pを決めて9点差に。琉球はダーラムのインサイドで粘るものの、外がなかなか決まらない状況で点差を詰め切れず、逆にFE名古屋はアーロンからのアシストで6点を積んで逃げ切り勝ちとなった

Rating

3 ルーク 6.0
おそらくPT制限もあるだろう、というところでの試運転ぽかったが、それでも存在が貴重
6 根來 –
短時間だがつなぎ役を全う
8 佐土原 6.0
彼がスイッチしてもダーラム相手に抵抗できる、という部分が計算できるのは大きい
10 杉本 5.5
今日は彼の日ではなかった。守備で穴が開かなくなったのは良いこと
11 ヘンリー 6.5
勝負どころの8Pts5Astは見事。時折見せる高いリバウンドもGood
13 中村 6.0
守備では変わらぬいい仕事。ファウルドロー上手かった
15 川嶋 6.5
攻守で持ち味。どうしてあのボールに手が届くのか
16 満尾 –
こういう試合でPTもらえるよう頑張ろうね
21 笹山 6.5 PotG
キレのある動きで得点を量産。守備も穴を開けないよう努めていて文句なし
22 JJ 6.0
黙々と身体を張りつつ要所で得点
24 鍵冨 –
いい準備をしておこうね
54 オマラ 6.0
怪獣に首輪をつける役割お疲れ様
HC 6.5
とにかくクーリーに楽をさせない、という方針が実る

クルー 5.0
映像を見てなおあれをノーマルファウルにするならクライテリアを理解していないという批判も致し方なし。他も基準が曖昧

Game2 FE名古屋 65-88 琉球

  • 前日は我慢比べ(試合展開も対審判のフラストレーションも)に勝利したFE名古屋。クーリーに楽をさせないだけでなく、外のシューターもリズムに乗れなかったのは大きかった

  • 1Q、前日と同じくお互いに守りあう流れだったが、半ばからダーラムが投入されるとインサイドが劣勢。オフェンスリバウンドを立て続けに確保され、強靭さを餌にした外のシュートが早いうちに決まる流れでリードを許す。このQ、FE名古屋のディフェンスリバウンド3に対して琉球のオフェンスリバウンドは7、琉球の22点中9点がセカンドチャンスからという状況に

  • 2Q。序盤こそ連続得点を許して一旦10点まで開いた点差だったが、ここでヘンリーとJJが踏ん張って3点差に。さすがにこのQはかなり気合を入れられたのかリバウンドの確保はできるようになったものの、ここぞというところでいい攻撃からのオープンショットがリングを通過しないFE名古屋。逆に相手はインサイドの調子の良さがあってかシュートの思い切りが良くなり、終盤畳みかけるような連続3Pでさらに点差を広げてハーフタイムへ

  • ハーフタイム明け3Q、3ポゼッション連続得点で点差を詰めたいところだったが、すべてのポゼッションで得点を返されるとこの辺りで徐々に士気が崩壊。インサイドを力づくで押さえに行って収縮したところでできたズレで放たれた3Pが6/7と高確率で決められてしまい、為す術のない状態に陥る。このQの失点は30点と、守備のチームとは口が裂けても言えないような崩壊ぶり

  • 20点を超えたビハインドを抱えると4Qの采配はギャンブルめいたものになることは否めない。そのギャンブルが一部奏功して相手に6つのターンオーバーを強いるなど守備面では一定のものを見せたものの、早いペースでの思い切りのいいシュートが持ち味というわけでもないチームにあっては大量点差を詰めるにはいかんともしがたく、残り2分は若手の虫干しをするような大惨敗となった

Rating

3 ルーク 5.5
外が当たり始めてきたのは何より
6 根來 –
もう少し出番作ってもいいと思う
8 佐土原 5.5
打つべきところでシュートは打てている
10 杉本 5.5
チームとして1ドリブル以内でシュートを打たせる工夫をしたいね
11 ヘンリー 5.5
彼しか手がなくなったのが敗因。彼自身も精神面はまだまだ課題
13 中村 5.5
点差が開いてようと、最後みたいなTOVはダメ
15 川嶋 5.5
仕事はしているけど、勝つには足りなかったね
16 満尾 –
こういう試合だからこそ2分でアピールしてほしい
21 笹山 5.5
今日は岸本の勝ち
22 JJ 5.5
いつも通りだけどそれでは足りない
24 鍵冨 –
出たときにどんなプレーをするというビジョンを持っているのかがいまいち分かりづらく
54 オマラ 5.0
怪獣に完敗
HC 5.0
3Qに立て直しが効かなかったことがすべて
PotG 松脇 6.5
彼がチームに「今日は外のシュートがいける」と思わせたのが大きかった
クルー 5.0
繰り返しのハンドチェックやホールディングを見逃してゲームを荒らす

Impression

  • 琉球相手に初勝利。Game1は現地だったけど、クルーがアレだったことも含めて勝利のカタルシスが半端なかった

  • 笹山は毎試合とは言わないので3試合に1回くらいこれをやってほしい

  • ルークが本調子になるまではもう少しかかりそうなので、PT制限は継続してほしいところ。てか30分は超えないよう普段から上手く賄ってほしいね

  • 相手選手の手癖が悪くてげんなりした節でもあった。手のひらで相手をコントロールする守備は本来はファウルにしないとダメなんだけどね

  • ゲームが荒れるのでちゃんと取り締まってほしいところなのだが、アンスポの基準も理解できていない今回のクルーでは無理な相談だった。誰だよB1言ったらクソクルーの割り当てはないって言ったやつ

  • そういう意味では脚で強度を生み出そうとするうちのチームの守備の方針には賛同しかない。そうすることで自由になった手で相手のボールをガンガン刈り取ってほしい

90K

  • そろそろ数字を追うのが虚しくなってきたのだけどもこれまだ需要ある?

  • まあ、手を抜いたら2400すら危ういので続けることは正解なんだけど

  • 08シートについては招待券で現地交換。とすると試合開始しても埋まらない席っていうのは「誰かが試合会場まで来て交換したけど入場はしなかった」としか考えられなくなるのだが、あんなに空席出来るくらいそんな奇特な人がいっぱいいるの?「とりあえず4枚で招待券取っといて結局2人で来てます」みたいな人が結構いるんじゃない?

  • と思ったけど、事前にチームが発見して席は取ってあるけど来てないって人も多分いるんだろうな、と思うと、結局見通しの甘さという単語で括れてしまうよなあって

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