アップルウオッチ

日々思うこと テクノロジーは軽やかに障害を乗り越えるか

利用者様でまだお若いのですが疾患の影響で転倒して中々自分では起き上がれない方がいます。
家族も仕事で日中は一人。誰もいないので何時間も転倒したまま床に転がっているということも月に1回くらいあったりします。
この場合、リハ職として起き上がり動作を訓練するのも大事ですが、僕の中で緊急連絡ができることも大事かなと思って本人と話し合ってアップルウオッチの導入を検討中です。いい値段ということもあり現在、家族の許可待ちというところです。

アップルウォッチには転倒検出機能がついており1分間動作がない場合、緊急通報サービスに連絡し緊急連絡先に位置情報などを知らせるメッセージを送信してくれます。
※詳しくは以下を参照で
https://support.apple.com/ja-jp/HT208944

転倒した時、緊急連絡先に連絡してくれるので助かります。実際、今までも連絡をしたくてもスマホに手が届かないことがほとんどです。
アクティビティを共有すれば家族が活動状況も確認できるので安心できることもあるのではないかと考えています。

アップルウォッチ だけではなく、今後様々なウェアラブル端末が出てきて障害を持たれた方の障害を取り除いてくれるんじゃないかと思います。
スマートグラスでもしかしたら半側空間無視をサポートしてくれるかもしれないし、ブルートゥースイヤホンが音声で視覚障害のある方のサポートを行なったりしてくれるかもしれない。僕の知らないところで既にテクノロジーは軽やかに障害を乗り越えているかもしれません。
どう使うかは人間次第のところもあるので、いろいろ考えて提案できたらなあと思います。

アイデアの試作や自助具の制作、動画制作に使わせていただきます。世の中が全ての人に過ごしやすくなればと思います。