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『【スタンフォード式】 世界一やさしい パラレルキャリアの育て方』(著者:江端浩人氏 発行:かんき出版)を読んで

ヘッダ画像引用: https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761275594 より (2022年2月26日)

パラレルキャリアを具体的に考えるようになったきっかけは、『【スタンフォード式】世界一やさしいパラレルキャリアの育て方』(著者:江端浩人氏 発行:株式会社かんき出版)という本でした。

2021年の夏ごろ、勝間和代さんのメールマガジンを定期購読していて、そこで江端浩人さんとのコラボ動画か何かを見て、この本の発売を知ったのだと記憶しています。

結果、パラレルキャリアという考え方を通して、これからの働き方や人生を具体的に考え、行動に移す背中を押してくれた、貴重な1冊となりました。

この本の中で、自分の考え方に特に変化をもたらしてくれたことが3つあります。

1.スラッシャー(SLASHER)を目指せ

会社で働いた経験しかない自分にとって、「○○会社の△△部でxxをしています。」というような、「会社名+所属部署+仕事内容」、という考え方しか持っていなかったことに気が付きました。

スラッシャー(=肩書や職業と捉えるとすると)がそんなにたくさんあってもいいんだと、自分が「ただの普通の会社員です」という、とても狭い世界にいたことに、改めて気付いてしまいました。

しかも弁護士や医師といった、一般的にすごいと思われる職業でなくてもいいのかと思え、「まず名乗ること」、ということもやっちゃってもいいんだ~という考え方に、とても敷居が下がりました。

さっそく自分のSNSアカウントで、スラッシャーで区切っていろいろと書き加えてみました。

また他の方のアカウントを意識的に見てみると、スラッシャーでたくさん書かれれている人たちが実際に多く存在し、なるほど!本当に実践している人がいる、と新しい発見になりました。

2.6つのパラレルキャリア成功例で継続的に

この本の中には、著者と6名のパラレルキャリア実践者との対談が織り交ぜられています。具体的にどのような経緯で、現在のパラレルキャリアの成功に至ったのかが書かれていています。

必ずしも偉大な功績や長年のキャリアなどがなくても、好きな事や人との出会いなどの中から、生まれ形成されていくものなのかもしれない、ということが理解できました。

頭でっかちに考えすぎていた自分に、自分も何かからでも始められるかもしれない、そしてそれは何年もかけて継続していくことが大切なのだな、と考えられるようになりました。

3.まず行動 チャレンジを続ける 心理的安全性

この本では、読者にわかりやすく、01~70まで見開きでやることが書かれています。

でも読んだだけで、「ふむふむ」「そうだよね~」で、終わっていてはインプットしただけに過ぎず、何でもまず自分で行動に移すことができなけば何も始まらないんですよね。。。

70の中で、「自分にもこれならやれそうかな」、「これは腑に落ちたな」というものから、ひとつでも多く実践していって、新しいチャレンジを続けていく。

だめだったら失敗してもいいじゃん!というスタンフォード式の「心理的安全性」を、これからパラレルキャリアに取り組んでいく私たち日本人に与えてくれたように感じました。

まとめ

この本では、
1.スラッシャーでパラレルキャリアの敷居を下げて
2.成功例に学び 継続的に取り組み
3.心理的安全性を確保して まずは行動 キープチャレンジング 

という考え方を学びました。

植えついてしまった会社員な考え方や、日本的な横並びな考え方を、あらためていかなければ。

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