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迫り来る青木まりこ現象

本屋に行くと決まって便意を催す。
いわゆる"青木まりこ現象"だ。
お店に入ってしばらくは、なんの音沙汰なくゆっくり本を散策して『この本ええやん!』と本を手に取った瞬間に、決まって便意を催すのである。
私は手に取った本をマッハで購入し、慌ててトイレを探しに行く事になる。
せっかく大好きな本屋に来てるのにもう少しゆっくり散策したい。
傾向と対策して、それなら本屋行く前にトイレに行く事にした。
シンプルな結論。

コレで万事良好、私は本屋を隅々まで散策し気になった本を読み漁り満足した。が……結局本は1冊も買わなかった。
何となく疲れた私はそそくさと家に帰り、倒れるようにソファーに雪崩れ込んで一息つくと、愕然としたのである。『あれ?これ…本屋に行ったらウ○コしたくなる!じゃ無くて、ウ○コしたいから本屋行っただけやん!』

そこでもう一回、傾向と対策を考える。
ある程度の便意がある事でタイムリミットが設けられる、それによって決断を便意に後押しされた末に本を購入にいたる。
とすれば…ここからの領域は傾向と対策とは言わず、工夫と言う。

それならば本屋に入る前にトイレに行きウ○コを全部出さずに半分だけ出して残り半分を従え本屋に入る、これで便意での決断力も散策時間を伸ばす事が出来る。
ここまでが私が出した結論だ。

お察しの通り私は便意に振り回されて、便意と折り合いをつけながら、また本を買うのである。

紀伊國屋の様な大きな本屋にトイレが無いのも便意を利用した販売促進の一つでは無いのかと私は思っている。

同じ思いをされている読書の皆様にも言いたい。
家の書棚にある本の数だけウ○コがあるのである。

※ここまで読んだ方ほんとごめんね💩😉お食事中の方も失礼しました。

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