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マリリンの体型で愛されたい

今日は私のコンプレックスの恐ろしさについてお話しします。ボディ・ポジティヴなんていう素晴らしい思想が流行っていますが、私はどうしても自分で自分の体型を受け入れられない時期が月に数回あります。

何を食べても太る気がするし、食べる事が嫌いになりそうで、仕事のお昼休憩は食べる代わりに寝てしまう。でも夜になると血糖値下がって気持ち悪くなる。そしてやけ食いをすると食べ過ぎて気持ち悪くなる。

マリリン・モンローはぽっちゃり体型でも bombshell(スーパーホットな人)呼ばわり。だって確かにカワイイもん!セクシーだし!自分もぽっちゃりでもかわいくてセクシーだったらなぁ。

あ、私が思うセクシーって胸とお尻がある人。いわゆるボッキュッボッてやっぱりセクシーだと思うんです。

でも私は胸が本当に寂しくて。なんなら今の旦那さんが私に胸が無さすぎて本気で悩んだことがあるぐらい。いくら太ってもおっぱいだけは大きくなりません(涙)不公平な世の中です。

ピュアな頃の私は、自分の胸が小さいことをコンプレックスに思ったことなんてありませんでした。しかし、大好きな人が私の胸が小さいことで悩んだことがきっかけで一生のコンプレックスになったのです。

かつて、1Dのハリー・スタイルズが『女の子をデブと呼ぶには1秒しか、かからないけど、その子はその後一生、自分の体型を気にすることになるんだ 』と言いました。

まさにその通りで、人のコンプレックスは他人によって形成されます。デブってだけではありません。私みたいに胸が小さいことかもしれないし、顔のパーツかもしれない。最悪の場合、自分の全てを受け入れられないかもしれない。

本当に繊細な問題なのです。

今、私の旦那さんは私の胸を好きだと言ってくれますが私は正直、その言葉を信じていません。そう言ってくれるのは私が自分を受け入れられなくなったのと、好きな人に自分を否定されたような気がして、私が本気で病んでしまったのがきっかけでしょう。

きっと、私の胸がもう少し大きかったらなぁ〜とか、もう少し締まった身体だったらなぁ〜、もっと新垣結衣や広瀬すずのようにナチュラルで清楚系な女だったらなぁ〜と思っていると思います。これも被害妄想に過ぎませんが、私は一生こういうマインドなのです。これがコンプレックスです。

でも不思議なことに、旦那さんのいない所(例えば女子だけで出かけるライブハウスやレストラン)ではとても自分に自信が持てるんです。思いっきり自分の好きな服を着て、メイクをして、オシャレをしていると男の人から声をかけられるし、皆んなが私たちを見ている気がして、ものすごく自分に自信が持てるんです。

はぁ。旦那さんもこんな風に私を求めてくれたらなぁ。なんて思ってしまい、また虚しい思いをします。

私はこのままこの人と一緒にいていいの?でもこの人を心の底から愛してる。だから、彼が私を捨てない限り、このまま結婚生活を続ければいいじゃん!なんていうとてと悲しくも自分を慰める思いが込み上げてくるのです。(彼も私を愛してるのは分かっているんです、ただコンプレックスからくる被害妄想の怖いところなんです)

月に数回はこういう感情に飲み込まれてしまい、何度も夜になると大泣きしてしまいます。

私の幸せってなに?

海外に住むことが夢で、なに不自由なく育って、家族もみんな健康で、私を愛してると言ってくれる人もいて、私を理解してくれる友達もいて、やりたいことは何でもできる。それなのに……たかが胸のことで悲しみに飲み込まれるのです。

嫉妬の原因もすべてはこの胸。大切な自分の一部なのに、どうして愛してあげられないのか。鏡を見るのも、たいしたカップもないのにブラジャーをつける事にも嫌悪感が出てきてしまいます。

もっとセクシーな下着をつけて彼を喜ばせてあげたいのですが…どんなブラでもそもそも胸に肉が無いので秒で流れてしまい、カプカプになった胸にただただブラをつけてるみたいな悲惨な状態になるのです。

ここまでの記事、本当に私の被害妄想です。彼に愛されてることもたしかですし、なんなら結婚までしているのですから。

ただ、この記事を書くことによってこの気持ちが浄化されるかなぁ、なんて淡い願いを込めて。

おやすみなさいyyye

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