見出し画像

参政党神谷そうへい氏の演説を聴いて

11月にロシアが核攻撃を行うだろう。
という物騒な予言から敢えて始めてみた。この予言がもし当たったら、スキでも何でもして注目してくださいw

で、参政党である。テレビや新聞、報道には一切現れないこの政党に注目している。

参政党に関しての説明は参政党の人ではなく敢えて別の視点から説明している動画を貼ったほうが適切に思ったのでこちらを貼ってみた。2020年4月に「政治に参加する党」として発足。党を象徴するカラー、Tシャツの色は「代々続いてきた日本を代々伝える」意味での橙(だいだい)色。神谷宗幣(そうへい)氏が発起人、吉野敏明、松田学、武田邦彦、赤尾由美氏の5人、ゴレンジャーと名乗るこの人達が中心となっている。今年の7月に行われる予定の参議院議員選挙を最初からターゲットにして、ユーチューブ等ネットを中心に活動を展開してきた。

彼らが何を言っているのか?政党っていうからには政策は?という疑問は当然あるだろう。ここはツッコミ所としてあるのだが、「食」「教育」「国まもり」この大きな3つの重点政策がある

ここを見てもよくわからないという方、私の認識では要するに、
①まず学びましょう。たとえば原爆でアメリカは日本人を一瞬で10万人殺した。でもなぜか侵略戦争をした日本が悪い、ということになっている。ちゃんと日本の歴史を知りましょう
②39歳以下の日本の死因の1位は自殺です。自分で自分を殺す社会に誰がしましたか?そして、40代以上の死因はガンです。海外からトランス脂肪酸等、海外で認められていない有害物質を日本人に食べさせてガンにして、海外の抗がん剤を日本人に投与して、終末期は海外のガン保険で金を使わせる。この黒幕に海外グローバリストがいるのです!
③バイデンが横田基地からこの前日本に入出国しました。理由はあれど、税関を通らないのは日本をアメリカが植民地、属国と考えている証拠です。東京の上空はアメリカの空域、横田空域です。こういう状況を変えるだけでなく、経済安保、サイレントインベーションに備えましょう

で、これだけなら、ここまでの盛り上がりは無いです。上の動画にあるように、参政党の党員数、今日の時点で35000人ほどいる。これは、社民党1万、維新の会3万、から考えても多い。何がこの盛り上がりを生んでいるのか?

神谷そうへい氏の叫び、これに心が動いた人がいる。正直私もそうだったw
「どこにいれても同じ。変わらない」「どうせ自民党が勝つんでしょ」「投票したい政党がない」そう思ういわゆる無党派層の一定数は、テレビ離れ、ユーチューブやティックトックといったネットユーザーが多く、彼らに響いているのではないか?
あとは日教組の教育による自虐史観、30年間給料のあがらない社会、そういうことすべてに「うんざり」していた人たちが、一筋の光を見たような気持ちになっているのではないか?だかられいわ新選組山本太郎氏も貧困にあえぐ人々に訴えていた点で、参政党のライブ放送をみると、今でもれいわ新選組と参政党か迷っている、という人を見かける。ここに訴えているのが共通項なのだろう。そして「日本だけが悪いんじゃない、これはアメリカとかグローバリストに洗脳された結果だ。まだ遅くない、今がこれを直すラストチャンスだ」と言われて救われたような人…
もちろん、参政党の中心メンバーは万人単位で視聴者を抱えるユーチューバーだったりするので、もともと支持する下地はあったんだろうね。神谷さんはそれこそ元市議会議員だし、橋下徹ら維新の会との政治的つながり、または安倍晋三とのつながりも時折話に出てくる。

今日の参政党の広島での街頭演説で、神谷氏は参議院選挙東京選挙区の候補者が内定した、と発表した。テレビに出ているレベルの有名人をついに口説き落としたようだ。楽しみだ。
参議院選挙は全国比例区100万票で1議席獲得、と言われている。私は確実に1議席は取るのではないか、と予想している。この広島での無料の街頭演説で、30度ともいわれる暑さのなか、11時から13時近くというランチタイムにもかかわらず人数は増え続け、最終的に600人集めた、という。この勢いは2019年に言われた「れいわ新選組旋風」を超える。とすれば2議席獲得もあるかもしれない。

問題はその後。私としては、参議院で議席を獲得し、すぐ「有志の会」と院内会派を組んで憲法審査会に出席して、創憲に基づいた現行憲法の矛盾について論陣を張っていただきたい。なぜ有志の会なのか、というと、北神敬朗議員と勉強会をしていること、そして、有志の会は10人にも満たない会派でありながら、予算委員会等主要な委員会に出席が許されているという会派であるからだ。

今回敢えて「陰謀論」と揶揄されるコロナウイルスとワクチン接種への参政党の立場は伏せた。参政党が有名になるとき、イヤでもここは目にする部分だし、私による先入観よりも、それこそ自ら参政党の演説動画を観るなり、アンチでもいいので批判する動画もみて判断していただきたい。

私はどの政党でも一本に絞った支持はしないと決めている。それは宗教であって、冷静に判断する心の余裕を失う可能性があるからだ。一歩引いた目線をいつも保つよう心掛けている。
最後に、私が現時点で抱いた参政党に対しての欠点も書いておこう。
・中心のメンバー5人はいいが、全国の候補者と言う意味だとまだ政治家としては未熟さをやはり感じる。心が大事、といいながら、その心も伝わらない人がいる。和歌山選挙区で出馬している人とか
・中心メンバーのうち、吉野敏明氏が時折「サザエさん」を挙げて理想の家族像を言うが、ここで、「フネは後妻、サザエとは血のつながりがない」と言うことがある。これは、「磯野家の謎」という本にある俗説で、公式には否定されている。そこを言ってしまう吉野氏の全体の発言の根拠を疑うことはある
・松田学氏による、ブロックチェーンでデジタル政府通貨を発行し、国債と償還することで詰みあがった政府の借金を減らす構想。これ、スマホやネット環境のない老人はどうする?という細かいところにかなり大きな穴を感じる。あと個人的な印象として、ハニートラップにこの人は引っかかりそうではあるw
・トランプ前アメリカ大統領を擁護する発言が時折ある。私はトランプという人はトンデモ大統領だと思っているので、ここは考えが違う

といういささかゲスの勘繰りレベルでしか、この党にツッコミをいれることはない。これは読書感想文ではないので、また改めて感じる、考えたことがあれば、投稿していきたいと思う。11月にロシアの核攻撃、その前に南海トラフ地震が起こるかもしれない。その前に、参政党が、日本の政治を変える…と期待したい。無党派層が政治を変える、テレビや報道機関の影響力が決定的に落ちた瞬間となるからだ。

この記事が参加している募集

これからの家族のかたち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?