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【キャリア×映画感想】〜伝統的キャリアとニューキャリアの視点〜サイバー・ゴースト・セキュリティ

一見キャリアと関係なさそうなアクション映画を見てエンドロールのうちにキャリアに紐づけた感想を語るnote。

今回見た映画は「サイバー・ゴースト・セキュリティ」(2019)

サイバー・ゴースト・セキュリティ(2019)Amazonprimevideoより

伝統的キャリアの視点は、いつも過去にあって、
「過去から今を見つめる」ということに主眼が置かれていた。
それはそれで意味のある大事なことだけれど、
過去の延長だけに未来があるということではなく、
ある日突然何かの出来事や飛躍が起こるというのが人生である。

だからどんなに計画しようと、どんなに思い描こうと、
その通りにまっすぐ進めることはなくて、予期せぬ出来事が常に起こる。
そうした予期せぬ出来事が起きた時に力を発揮できるように準備しようね、というのがプランドハプスンスタンス理論の一面ではありつつ、
だから将来どうしたらいいのか、という視点はこの段階ではない。

だから将来どうしたらいいのか、という問いに答えを出そうとしているのが「ニューキャリア」という新しい現代的な観点なんだろうと思う。
そういう観点では、インターネットと悪魔の融合というのはなかなかに想像を超えてくる新しい視点であった。

キアヌ・リーブスのあの映画なんだったかな、そう、コンスタンティン。
コンスタンティンは、過去の悪魔退治の大まかな形をそのままにして、
現代で悪魔退治を行うストーリを描いていたけれど、
このサイバー・ゴースト・セキュリティは悪魔そのものがインターネットに融合して現代化されていた。

ストーリーとしても面白かったし、
「ジョン・ウィック」的な殺戮シーン(?)があったり、
悪魔が魂を吸うシーンは、「帝都物語」を彷彿とさせるような映像だった。

海外では帝都物語も見られているのかしら。

過去の映画や物語を現代要素をきっちりと入れて描いた映画で、
なおかつ1時間30分程度と見やすい時間で、良い映画だと思った。

最後まで見たし面白いなぁと思いつつ、途中ねむくなってしまったのは、
低予算だったのかもしれない。
あるいは、特殊メイクにお金をかけすぎてしまったか。
そういう観点で映画を見るのも、観る人の自由だ。

オーストラリアの映画みたいだね。
世界は広い。素晴らしい映画の出会い。
それではまたね、さよなら、またね。

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