新社会人になった時、「松坂世代」と言われて入社した。
本当は、一年留年しているので、松坂世代ではないのだけれど
社内で「松坂世代」「黄金世代」などと呼ばれるのは悪い気はしなかった。
実際に早くから活躍する同期も多かったし。

「同じ松坂世代同期の中でもイチリュウの松坂世代」なんて思いついたのは
つい最近のことだ。当時からネタにしておけばよかった。

松坂選手が投げられなくなったのは何年前だったか。
大活躍していた頃よりも、投げられなくて表に出てこれなくなった時の方が
なんとなく気になっていたことを思い出した。

どうしてそんなことを書き始めたかというと、ここ２、３ヶ月右肩が痛い。
だいぶ楽にはなったけれど、ふとした瞬間に腕を上げたり捻ったりすると
うずくまるほどの激痛が走る。
ネットで調べるとどうやら四十肩、五十肩という症状だ。

松坂選手がバリバリと剛速球を投げていた間、
俺は肩をずーっと温存していたのに、
ここに来てボールを投げられなくなってしまった。

もう剛速球は投げられない。もとから剛速球は投げられなかったんだけど
「鍛えたらそれなりに速い球が投げられるようになる」という希望すら無くなった。

振りかぶれないので、下手投げでフワッとゴミを投げ入れる。
当時の同期たちの中にも、肩が上がらなくなった人はいるのかなぁ。

出来たことができなくなったときにどうするかを考えるというのも
一つのキャリアチェンジか。
なんのこっちゃ。。。

無理しない範囲でストレッチしておこう。