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AppSheetで、やりたいこと&思い出共有アプリ”ToDoアルバム”を作った。

アプリが簡単に作れる!と話題のノーコードツール「AppSheet」で、知識ゼロの状態からカップルで使える情報共有アプリを作ってみました📱

ノンプログラマー、かつノーコードを使うのも初めての僕が、今回アプリを作るまでに分かったことや、どれくらい時間がかかったかなどについて書いていきます。

AppSheetに向いている人

AppSheetとは、Googleが提供するノーコードツールです。ノーコードツールとは一言でいえば「コーディングなしでアプリが作れるサービス」のこと。

上手く使えるようになると圧倒的な開発スピードを実現できるということで最近注目されていて、僕も気になっていました。
BubbleAdaloなど有名なものも既にたくさん開発されているようです。

そんな中、僕がAppSheetを選んだ理由はこちらです。

  • Googleスプレッドシートをデータベースとして連携できる

  • Mapやカレンダーなどの標準機能が充実している

  • 基本機能と10ユーザーまでの共有までなら無料で使える

Googleのサービスであることから、やはり他のGoogleツールとの相性が良いのが特徴といえます。

そのため、Googleカレンダーやスプレッドシート、Googleドライブなどを使い慣れている人にはAppSheetが特に向いています。

また、データベースの扱い方にあまり詳しくない自分にとっては、スプレッドシートでデータを把握できるのも非常にありがたかったです。

無料で共有できるのが10人までという点も、僕の場合パートナーや友人、会社内で使うだけなので問題ありません。(むしろGメールアドレスさえあれば共有できるので、その点でAppSheetは便利)

  • Googleツールに慣れている

  • 比較的単純なアプリを作る想定

  • 社内チームなど少人数で使う予定

そんな人には、AppSheetがおすすめですね!

今回作ったアプリ

今回制作に挑戦した”ToDoアルバム”アプリの機能は、ざっくりとこんな感じ。

  1. カップル二人で「やりたいこと・行きたい場所」を共有して、リストアップできる。

  2. 叶ったアイデアは別のリストに追加され、写真つきで記録できる。

  3. 思い出の場所を地図で一度にマップ表示できる。

具体的にはこんな感じ。

1.やりたいことのタイトルと説明を記入し「ねがいごと」登録すると、「ねがい」リストに追加される。(すべての変更は、ユーザー間でリアルタイムに確認できます)

「ねがい」画面

2.ねがいごとの「できた?」欄を「できた」に変更すると、自動的にその項目が「きろく」リストに追加される。
このとき、できた日の「写真」「日付」「地点」を任意で設定できる。

「きろく」画面

3.「あしあと」画面に移動すると、全きろくに登録された地点がマップ上にマーカー表示される。

「あしあと」画面

カップルが、デートのアイデアと思い出を一度に管理できるようなツールをイメージして作りました。

基本の機能は満たせましたが、マップが見づらい、一部の文言が英語のままになっているなど今後も改善を加えたい箇所もいくつか見えてきたところです。

今回アプリを使う共有ユーザーは僕とパートナーの2人。すべてAppSheetの基本機能だけを使っているので無料です。

かかった時間・労力

知識ゼロ状態から”ToDoアルバム”の完成に至るまでにかかった時間は勉強と制作を含めて合計約5時間でした。

そのうち、およそ3時間は勉強が必要でした。
勉強には「Google AppSheet ではじめる ノーコード開発入門」という本がおすすめです。全くのプログラミング初心者でも分かるよう、基礎からとても丁寧に書かれていて、重宝しました。

この本ではToDoリスト、フォーム集計など基本的なアプリの作り方が手順に沿って説明されています。また、必要な知識も順を追って説明されているので途中でつまづいてしまうということもなく学習できました👍

全くの初心者でも、この本のワークに沿って3時間も手を動かせば、少なくとも基本的なアプリは作れるようになると思います。

そして、残りの2時間でアプリを制作しました。

感想。恐ろしいくらい簡単でした。

今回は本を見ながらだったので時間がかかりましたが、次に似たようなアプリを作れといわれたら、30分くらいでできる自信があります。

たぶん、名人なら5分もあればできてしまうのではないでしょうか?

それくらいAppSheetはスピーディーな開発が可能です。

もちろん、アプリを正式に公開するとなればセキュリティ面やデータ管理など他にも考えなければならないことは沢山あると思います。(サーバーサイドに疎いので、その辺りはまだ自分もよく分かっていません)

ですが、例えば「プロトタイプを作ってUXの検証をする」「社内の事務作業を効率化する」といった場合には大きな力を発揮するのではないでしょうか🤔

そんな可能性を感じました!🔥


僕自身、これからもAppSheetの勉強を続けてみて、”ToDoアルバム”のアップデートや新しいアプリの制作をした際には、知識や発見をシェアしていこうと思います!(需要がありそうなら、AppSheetのhowtoも書くかも?)

今回も、読んでくださりありがとうございました。
では、また👏

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