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つくったもの2021

この一年のこと、覚えていますか?

2021年も終盤ということですけど、正直僕は、ぜんぜん覚えてません。

今回は、あくまで自分用のメモとしてではありますが、2021年に僕たちが作ってきたものを振り返ってみたいと思います。

もし使ってる方がいたら「それ、使ってるよー」なんてコメントいただけたら嬉しいです。


1月 KINGJIMさんのSPOTシリーズ

2021年がはじまってすぐに。KINGJIMさんから発表されたのがSPOTというシリーズ。

「日常を、ひらめきで照らす。」という個人的にもお気に入りの言葉を携えて、3つの製品シリーズが発表されたのでした。


ハルファイル
という冷蔵庫に貼れるファイルシリーズ


ツールスタンドという、立て看板のようなポケット収納


スタックバスケットという、積み重ねられる収納ボックス


何年か前の話な気がするのに、今年の頭だったのか。びっくりです。

さて続いて

1月 藤田金属さんの植木鉢と照明

フライパンジュウでお馴染みの藤田金属さんと共同開発した2つの製品を一挙発表しました。

まずは、部屋の中で植物を育てるために作った植木鉢 プラントポットハチが登場。


そして、テーブルランプイチも登場しました。

鉄フライパンの工場が、いきなり植木鉢と照明をやるなんて。とくに照明は、電気製品ですからね。本当によく世に出しました。

その辺の苦労は、エピソードを読んでいただけると嬉しいです。

ちなみにTABLE LAMP ICHIは、12月1日から白も発売開始しました。



3月 まな板になるお皿

あれ?これも今年だったなんて信じられない。
大きな話題となりましたCHOPLATEです。

本当に大きな反響をいただいて。これをきっかけに僕たちのことを知ってくれた方も多かったのではないかと思います。

こちら、9月に大きなサイズも発売しました。


6月 テントの店舗オープン

そうそう夏には大きなニュースもありました。
TENTにとって初めての実店舗『TENTのTEMPO』がオープンしたんです。



7月 TENTのTENTH展

その店舗があるBONUS TRACK内のギャラリーで、TENTの10周年を記念する展示、TENTのTENTH 展も開催しました。

過去の資料や試作をドーンと展示しましたよ。

この展示がキッカケでTENTへ連絡をくれる方などいらっしゃったり、本当にやってよかったなあと思える展示でした。またどこかでああいうことができたら良いな。

ちなみに、下北沢BONUS TRACKの『TENTのTEMPO』は、現在長期休業中です。

原因は僕たちではなくって、施設の外の舗装工事の不具合によるもので。設備がしっかり運営できるようになるまで、まだまだ時間がかかりそう。

春にはきっとパワーアップして復活できると思いますので、ご期待いただけると嬉しいです。


7月 思考を解放する立方体

TENTのTENTH展のタイミングで、不思議な商品も発表しました。

いわば現代のお手玉フリックキューブです。

これはね、上記の記事にもあるように「僕にとって切実に欲しいけど、みんなが欲しいわけではないもの」の極地としてのプロダクトで。

こういうの、やりたかったんですよね。これからも、ちょくちょくこういうものも仕掛けていきたいと思います。


8月 プロのためのテプラ

こんなシブいプロダクトデザインだってやりました。

TEPRA PROです。

シブい工夫が盛りだくさんなので、いつか「デザインのひみつ」記事を書けたら良いなあと思っているうちに、今年が終わってしまいました。。




9月 STAN.自動調理鍋

昨年の発売以来大好評の象印STAN.シリーズに新しく登場した「自動調理鍋」。

実際にこれでポトフを作って、事務所のメンバーにふるまったりしましたけど、本当に楽ちんで美味でしたよ。

こちらも、いつか「デザインのひみつ」の記事にしたいと思いつつ、何もできていません。いつか、きっと。。


12月 idontknow.tokyo再始動

HINGEやSLITなど数々の「考える道具」を生み出したアイドントノウが再始動!アイデアジャンキーのための商品を発表しました。

まずは、コピー用紙500枚を立てておけるUPRIGHT



そして、チームでアイデアを出すための道具METHOD


とまあ、一年の間に発表できたものを並べてみました。

何か忘れてるような気がしなくもないけど、だいたい、これで全部なのではないでしょうか。

仕込んではいるものの、まだ発表できないプロジェクトの多いこと!2022年は頑張りましょう>関係者のみなさん。



振り返ってみて思ったこととしては、僕自身がほぼ全ての製品のヘビーユーザーになれている嬉しさです。

やっぱり、作った物で自分の生活が良くなるのはすごく嬉しいし、それが他の人の暮らしをよくする役にも立っているなんて、この仕事の醍醐味だなあと思います。

2022年も、暮らしを具体的によくする様々な道具を考案していきたいと思いますので、ご期待ください!


それではみなさん、良いお年を!


紹介したアイテムはこちらにズラっと並んでますよ。
https://tent1000.stores.jp/


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