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Golden Ah

でのワークショップの成果発表を終えた。
小中学生6名と僕ら2の8名での発表は黄金4422のビルの各フロアを使った1時間越えの作品となった。
30名ほどの観客が子供たちに負けじと能動的に館内を歩き回ることで参加出来るプログラム。

マイウェイやシルビアといった喫茶店に通ったり、少し離れたマックスバリューへ買い出しに行き、松の湯や大黒湯、テレビ温泉に行った。
また名古屋の交通は少し変だ、車に合わせて設計されたのではとかいったことを思っていた。街の雰囲気もバブルのようなダサさと古さ(しかしエッジの効いた)のポイントと現在的なものが同居する味を感じていた。

滞在中は2つのイベントを開催し、スペースパフォーマンスセッションでは
田中すみれ、長田知夏、杉浦ゆら、河西進、鈴木たいと、ひまり、Aokid、たくみちゃんでのセッション。

プレセン&トークセッションでは、田中瑞穂、船川翔司、Aokid、たくみちゃんと進さん、神村さん、山本麦子さんでの会を行った。

滞在中に行ったパルルで新見さんの運営するスペースを高木理恵さんの練習会に参加する形で体験できた。
豊田美術館では関川くんにも久しぶりに会えた。

黄金4422を遊び倒すように日々を過ごして、子供とのクリエーションのほかに100曲を2人で踊ろうとしたが59曲止まりとなってしまった。

黄金4422がこんなにも面白い場所とは知らなかった。
杉浦さんや鈴木さんといった家族ぐるみでのサポートがあったり、そこに進さんといったアーティストが現れたり、隣の家のおばあちゃんが覗きに来たり。
建物の近くで浮浪者的な身なりをした男性に話しかけられ、少し話したりしたこともあった。15分ぐらい目的のない話を互いにし、尻を触られ、こちらは肩を叩いて別れた。

西くんやたくみちゃん、ひまりちゃん、たいとくん、ゆらちゃん、進さんも参加した打ち上げの席で、浅井信好さんの話を杉浦さんやJCDNの佐東さん、神前さんとも聞いていた。
スペースの運営をし続けることと個人がアーティストでい続けることの難しさを語っていた。アートセンターOngoingでも感じたことだけど、場所へのありがたみというのはそこを活用した人の間でもっとなされるべきで、色んな人が積極的に面白い企画を考えていくことなんじゃないかと思った。
セッションのイベントやプレゼンのイベントを企画したのは、企画自体はシンプルなものでほかの人が企画していくことも可能なんじゃないかというのを示したかった部分もある。


作品に関しては多くのフィードバックをもらいつつ、反省を持ちつつ。
結果的にとても恵まれた時間になったと思う。何かここから考えることが広くある、という感じだけが今あって、そのことが大事な気がする。

ちくさ正文館書店でいくつか本を買って持っていった本と並行して読み進めている。本を読む、塊としての時間が思考を前進させる、この感覚こそ歩くことのように重要だ。

何かここでのコミュニティみたいな共鳴について、何か加えていくようなアクションが出来ないかとか少し思うのだ。
また美術館の各地のコレクションがとても素晴らしかった。合わせて、揃えて作品が一定数以上あるということが重要と思った。制作をがんばろう。

素晴らしいサポートをありがとうございました。
とても濃い時間を過ごしました。


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