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ファシリテーター加留部貴行さんと「新著を片手に相互インタビュー」してみた

みなさん、こんにちは。ファシリテーターの青木マーキーです。

今朝、連休の初日の朝に、先輩ファシリテーターの加留部貴行さんと「新著を片手に相互インタビューのつどい」を開催。よい刺激をいただいたので、その一部をnoteに残しておきますね。

この企画は、僕の新著「オンラインでもアイスブレイク!ベスト50」と、加留部さんの新著「参加したくなる会議のつくり方」の出版記念イベントの一環です。

学んだこと1:休日の早朝開催とカンパ制

この日は、ゴールデンウィークの初日。朝8〜10時と、ちょっと早めの開催にしました。休日の朝って、みなさん、どんな感じかな、と思ったのですが70名を超える方がお申し込みくださり、反応の高さを感じます。イベントの開催時間の多くは朝10時から、とか午後13時からとか、夜19時からですね。最近はオンラインのイベントも乱立していので、少し時間をずらしての開催でした。

結果としては、休日の早朝開催はありだな、ということ。うちの家族もそうですが、「休日はゆっくり寝ていたい」という方もいます。朝10時までに終われば、そのあと、家族と過ごす時間もたっぷりあって、いい感じですね。学習意欲は高いけど、家族との時間を削ってまではな、、という方にはちょうどよかったかも、です。

参加費はカンパ制。参加してよかったな、と思う金額をあとからAmazonギフト券で送る、というスタイル。これでやると、タダ乗りする人が何割か出てくるのですが(汗)それは、それ。その方にとって、まったく役に立たなかったかもしれないし、昨今はコロナで経済的に大変な方もいるだろうから、出せる人が無理のない範囲で出す、というスタイルもありかな、と感じています。100円の人から1万円の人まで、それぞれです。小額でも嬉しいし、出せる人がポンと出してくださるのは、なお嬉しいです。ホントに^^カンパ下さったみなさん、本当にありがとうございます! おかげで次も面白くて役立つ企画をしよう!という元気のもとになります♪ 本当に励みになるんですよ〜 なんか、やってよかったなぁと感じます。

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学んだこと2:相互インタビューというカタチ

今回はお互いに新著を出したタイミングということで、加留部さんとの相互インタビューというスタイルにしました。これ、けっこう面白いな。同じ参加者で、同じ時間を使うのだけど、聞き手が変わると、雰囲気も、深まりも違う。前半は、僕が加留部さんに質問したのですが、どの質問にも丁寧に応えてもらってよかったです。冒頭の質問は、

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というものでした。加留部さんは、これまでに共著を2冊出されているのですが、単著としては初のもの。まるで遺言を残すような気持ちで出しました、と言われると、ずしっと重みが増してきます。

で、そのあと、本を読んで気になったことを、いくつか質問したのですが、加留部さんは、ご自身の深い体験をもとに、どの質問にも丁寧に応えてくださります。うーん、ありがたい!というかお人柄の良さがにじみでてくる。とくにファシリテーションとは?の定義について「○○しやすくする」という話になって

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究極のファシリテーションは「生きやすくする」というお話しを伺ったときに、あぁ、これは名言だ、と痛感しました。ここで詳しくは書けないのですが、加留部さんご自身の過去のお話しを交えて、真摯に語ってくださった姿が印象的です。

ひるがえって、後半は加留部さんが僕に質問をしてくださったのですが、どの質問もやわらかく、かつ本質をつくもので、とても答えやすい配慮のあるものでした。なんだろう、答えていて気持ちのよい質問スタイル。見習いたいです。相互インタビューという形式だと、こうやって聞き方のスタイルの違いや、答え方の雰囲気の比較ができるので、オンラインイベント向きかな、と感じます。

学んだこと3:オンラインでも泣ける話

インタビューのなかで、加留部さんがこういうことを教えてくれました。公務員は周りの目が厳しすぎて、萎縮させられていて、もったいない。ちょっと職員同士で立ち話をしていると、市民から「無駄話をしている」と指摘されたり、個人的な意見を言うと「それが○○市の公式見解ですか?」とつめよられたり。そういうのを繰り返すことで、職員が萎縮して、市民からクレームを言われないことだけをしていよう、という発想になるのはもったいない。本当は、公務員だって、苦しんでいるし、泣きたいこともあるし、叫びたいこともある。でも、それをずっと抑えて過ごしているんだ、というお話しでした。この話をしているときに、何人もの公務員の方が、画面の向こうで泣いていたようです。本当に相手の立場になってする話というのは、泣けるほど人の心を動かすんだなぁ。そういう加留部さんがつくった新著が「参加したくなる会議のつくり方 公務員のためのファシリテーション入門」なんだなぁ、うん。染みてきました。今朝はいいお話しを伺えました。もう1回、読み直してみようっと。

こういう風に、人の心に届く仕事をしたいな、と感じたしだいです。

そんな、加留部さんの新著はこちら。毎朝配信しているラジオでも紹介しましたので、よかったら聞いてください。

もしも、リアルタイムで参加できなかった方で、アーカイブ動画を視聴希望の方はご連絡ください。marky@aokiworks.netあてにAmazonギフト券を送付のうえ「相互インタビューアーカイブ希望」と明記ください。お礼の返事とともに動画リンクをお送りします。

いやぁ、連休初日からいいお話しをきけて、ためになりました。みなさま、どうぞよい日々をお過ごしください。ご参加いただいた皆さん、登壇くださった加留部さん、ありがとうございました!

あ、僕の本も、まだ買ってない方がいたら、ぜひ^^

そして、あわせてリアルのほうのアイスブレイク・ベスト50も合わせてどうぞ^^



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