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様々な見る話


にじさんじとのコラボ


去年と今年と2連続で にじさんじ とコラボしているJリーグ。

コラボしたライバーさんのファンたち(言い方合っているのだろうか…)が横浜Fマリノスを見にスタジアムに来てくれた。推しとコラボしたからという一つの理由でサッカーを見にスタジアムに足を運ぶって凄い行動力だなと思った。
 最近Twitterにはオススメ欄が登場し自分がフォローしていない人のツイートが流れてくる。最初は嫌だなと思っていたのだが最近は私の知らないトピックスが次々と流れて来たりいいねしたモノに類似しているツイートが出てくるからちょっと楽しみでもある。その中で にじさんじのファンの方のツイートがちらほら流れてきた。

とりあえず 横浜Fマリノスのこと分からないから教えてくれー!的なツイート。たったひとつの問いかけに多くのマリノスサポーターがリプや引用リツイートをしていた。何故ならば、、
どうしてか解明はしていないが横浜FマリノスのサポーターはTwitterに住んでいる。(言い方)

・何時にスタジアムに着いたらいいか
・どこで見るのがおすすめか
・この選手のココに注目
・オススメのスタグル

などなど。



バファリン的な優しさ


マリノスサポーターは問いに対して+‪α  聞いてもいないことを倍返すtweetが多数見られる。

語弊があるかもしれないがこれは超褒めてるの。お節介と思う人が居るかもしれないがクラブについて知識もなく、知りたいと思う人にとってはこんな有難いことはない。自分もまだクラブについて知らないことが沢山あるし、にじさんじファンの方に便乗して勉強になる情報も獲た。(ありがとうございます)そしてTwitterの住人たちは拡散力が凄まじい。例えば観戦初心者の方がマリノスを目的にスタジアムへ行ったことをツイートするとどこからか大勢のマリノスサポーターが一気にそれをRTして拡散する、マリノスを見に来てくれた事に対して感謝を添えて。自分は観戦しに来た人のツイートを拡散するという行為を最近はしていないが、拡散しているサポーターの文面を読むのがとても好きで引用RTのボタンを押して読んでしまう。みんなクラブのことが大好きだなってその時にしみじみ思う。自分も含めてね。

どこで見るか

話を戻すがその問いの中で"どの席がいいのか"とあった。7万人収容できるデカいスタジアムだから色んな座席があるのが日産スタジアム。トラックが邪魔だの見えづらいだのアウェイサポーターに言われる事の多いスタジアムでもある。これらは個人の主観によるけどね。にじさんじファンの方々にマリノスサポーターはバックアッパーを勧める人が多かった印象。試合展開が分かりやすく、ゴール裏の雰囲気も味わえるなどなど。1番値段の安い席はゴール裏になるのだが、「慣れてきたらゴール裏も楽しいですよ!」と勧める人がいた。"慣れてきたら"というのはどの程度なのか分からないが初心者には少し緊張する場所だよね。ゴール裏というクローズドな世界は外から見たら敷居が高く見える。


私が思うゴール裏、
全員が勝利を目指し選手を鼓舞する場所。
その過程に正解は無い、そしてこうあるべきという固定概念は個人的に好ましくない。



ここからゴール裏の話をしてみる。ちなみに私はマリノスのゴール裏には数回しか踏み入れていない人間であるということを先に伝えておく。言うなれば新参者だ。

ゴール裏について色んな意見を言い合える状況は良い時なんだと何処かの打ち合わせで言っていた。クラブが危機的状況に居たらゴール裏についてとやかく言っていられる状況ではなくなるのだと。Twitterに住んでいる我々はゴール裏についてどうしたらいいのかをよく画面上で論争している。でもあれやこれやの論争を無限ループして士気を高めていけばいいと思う。だからもっとやれ…とも思う笑。向いている方向は同じはず、すべてはマリノスのために  だから。



ゴール裏観戦について


次に私のゴール裏観戦の話をしてみる。
ゲーフラがある、大旗がある、フラッグがある、カメラがある、背が大きい(私が小さいだけ)、立ち上がってピッチを見る際に視覚的に弊害が起こりうる場所。私の目の前で大きいフラッグを振ってる人が居たら"ゴール裏の中に自分がいるんだ"とむしろボルテージが上がる。これは私が初心者だから?ゴール裏という場所に慣れたらまた違う事を思うのかもしれない、今はまだ分かりません。様々な視覚的弊害をすっ飛ばして選手を鼓動したい!チャントに合わせて飛びたい!そう思わせてくれたのが先日の6月3日アウェイFC東京戦が正にそれだった。いや、正直なところチケットを買った時に後方の席にしたから油断していた。スタジアムに行って座席番号と照らし合わせていたらバンデーラを担ぐ男性が見えた。私らの手にはスタジアムに入ったら座って食べようと思っていたスタグル、でもこれは食べられる状況ではない。と悟りそっと椅子の下に閉まった。周りのサポーターたちが立ち上がりトリコロールのユニフォームに袖を通し声を上げている。私もその波に乗らなくてはと急いだ。同じように飛び跳ねたくなって無我夢中でピョンピョンしながらチャントを歌って応援をした。人生初めての体験であったが、やってみての感想。

6/3 アウェイFC東京戦


試合見れなくない?笑



ごめんなさい、また話中断するけどゴール裏で飛び跳ねている人たち、試合しっかり見れているのだろうか。慣れてきたら視野が広くなり見えるものなのだろうか。私は初めてだったので全然無理だった(笑)。目が悪いのも関係しているかもしれないが前半に相手側陣地でロペス選手がゴールした瞬間も歓声と共に誰かが入れたんだな、やったー!て感じだった。でも超超超楽しかった、最高だった!!!!!周りの人とグータッチして共に勝利を喜んだことが大きい。知らない人とあんなにも喜び合うことはHUBでの日本代表戦観戦でしかなかった。

ここでゴール裏観戦歴を紹介する。6/3のFC東京戦以前は過去5回ゴール裏で試合を見ている。全てコロナ禍なので全席指定席だ。
--2021--
・初観戦はマリサポの友人と1階席後方
--2022--
・2度目はアウェイ湘南戦
・3度目は1人で1階席後方
・4度目はアウェイ川崎戦の2階指定席後方
--2023--
・5度目は1階席の中央より離れたメイン寄りの席(一応通路より前なので前方とする)

その5度目の4月28日アビスパ福岡戦はこの写真の位置から見た。

キックオフ前の私の視界


試合前にゴール裏の方々がフラッグを配っていた。

旗を貸していただき、少々照れながら1人でフリフリしてみた。風を見事に自分のものにし旗を操る周りの人の姿に感銘し、気づくと私はビールを手にしていた。(酒の力が必要と思ったのか、嬉しくなって高揚したのかまぁどちらでも良い)私は初めて大きいフラッグを手にした。上手く風を操ることができずクルクルっと布が巻かれてしまう、リベンジしたいな。
この日は試合中カメラを1度も出さずに終わった。といっても過去ゴール裏観戦で試合中にカメラを出したのは初回の時だけだ。

ゴール裏での撮影

GALAXY MATCH


以前私はゴール裏の写真を撮りたいと発言したことがある。選手ではなくクラブを応援しているサポーターの姿を記録に残したいと。上のGALAXYの写真は初めてホームゴール裏に1人で行った際キックオフ前に撮影した1枚だ。記載していなかったが、ゴール裏の写真は全てフィルムカメラで撮影している。写真は撮った瞬間に過去となり、見るのは常にそれより未来である。なぜだかフットボールと似ているなと感じる。ゴール裏は撮影を目的とする場所ではないと思うけれど衝動的行動のように"この瞬間良い!今の雰囲気撮りたい!"みたいな空気って突然流れてきて、その瞬間ついカメラを持とうとしてしまう。写真を撮る人あるあるだろう。でも私の中にも変化があった。

GALAXYの日(人生2度目のゴール裏)のこと。その日、足元にA-pacリュックにカメラがストンと入っており、すぐ取り出せる状況。選手が得点を決めバナーを飛び越えゴール裏まで走って来てくれたあの瞬間の選手の表情を見てあ、今の瞬間いい!と思ったときに私は真っ先に両手を高く上げ拍手をしていた。カメラのことをすっかり忘れていたのだ。気持ちが先走るとはこのことなのか?SA席ではカメラのファインダーを常に覗いていた自分がゴール裏で応援するとこうなるのか、初めての感覚だった。

選手がゴール裏のコチラに向かって来てくれた瞬間、


・選手と喜びを分かち合うために共に叫ぶ
・シャッターを切ってこちらに来てくれた瞬間を記録する
・今回の私のように拍手をして讃える
・ゲーフラやフラッグを掲げる

等があると思う、ざっくりね。

ゴールを決めたという過去を未来の私たちはそれぞれが思うがままに振る舞う。=↓↓↓

写真は撮った瞬間に過去となり、見るのは常にそれより未来である。なぜだかフットボールと似ているなと感じる。

先程記述した写真の話より

写真を撮っている人がゴール裏の最前列に居ることに関しては私がとやかく言える立場ではないので言わないが、ただその最前列で撮ったであろう写真を大体の方がSNSに載せて私たちに見せてくれることに関してはありがとうとなる。その写真を見ると写っている選手の表情が100%最高なこと、選手もエゴサして自分のSNSに載っけちゃうくらい気に入っていること等めちゃくちゃ素敵な写真を私たちに共有してくれるのね、しかも無料で。スタジアムに居るメディアは試合時に侵入して良い場所が限られているからゴール裏へと駆け寄る選手の前からの構図はそこに居るサポーターしか撮れない。これはそこの場所にいるサポーターの特権なのだ。メディア班には撮れない、サポーターだけの目線。だからそれを共有してくれて「ありがとう」とだけここで伝えておきます。

今後の観戦予定

今後ゴール裏で試合を見る際はきっと私は試合中はカメラを手にすることはせずチャントを歌うだろう、確約はできないけど。これは計6回ゴール裏を体験してみての気持ちの変化だな。同じチャントを歌うボカのようなゴール裏に憧れを抱くがマリノスはマリノスらしく応援をしその一部になっていけたらいいな。(マリノスらしいって何?って話はまた今度、そして誰かと話したいな)


色んな角度からマリノスの試合を見たかったので今年は年間チケットを購入しなかった。だから毎回違う座席からマリノスを見ている。次の試合はバックアッパー席で見る予定だ。SA席に行ったら写真を撮りたい、ゴール裏に行ったらチャントを歌いたい。色んな場所に行って自由にサッカーを楽しみたい。誰かと一緒に試合も見たいし時には1人で没頭して見たい。試合前後はスタグルも楽しみたい。これからもマリノスの試合観戦@日産スタジアムを充実させたい。あとマリノスを通じて知り合った人たちとマリノスについてJリーグについてなどもっともっと話したい。


余談

前回のアビスパ福岡戦は今季初のゴール裏での観戦だったのだが東ゲートから入場し、ぐるっと半周し座席へと向かった。その向かうまでの半周がなーんか良かった。スタジアムを歩くのが好きなのかな。




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