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行政書士試験 肢別周回勉強者が意識しておくべきこと

こんにちは!
今日は突然の雷雨でした
夏が来てるな~~って感じですね

さて夏がきて、過ぎればいよいよ直前期
直前期になるとあっという間に試験となります
この夏が考えながら能力をアップする大きなチャンスでしょう

で、タイトルの肢別周回
自分もそれで試験に臨みました

この肢別周回有名ですよね
これさえやっておけば受かる!的な話です

実際私は他にも手を出しましたがメインは肢別周回でした
7割ぐらいはそれだったと思います

でもこれでは受からない!って意見も同じようにあるんですよね

で、実際のところどうなのか?ってのを私なりの視点で紹介してみたいと思います


肢別周回そのままの問題は出ない

まあこれはよく言われている事ではあるんですけど
肢別そのままの問題はほぼ出ないです
肢別で出てくる知識とその周辺の知識が手を変え品を変え出てくるわけですね

要は膨大な試験範囲の中で肢別はマーカーが引いてある部分いう感じです
そこの周りが重要ですよって意味ですね
なのでただ単に問題と答えだけを記憶しても点にはなりません
肢別の答えを覚えてからその先が大事って話ですね

この前提は有名ですけどご存知ない方もいるかと思って何度も書いてます

肢別周回で取ることができる点数は?

さてそんな肢別周回をして周辺の知識をマスターしたとして取れる点数はどれぐらいか?
行政書士試験は300点満点
合格は180点ですね
記述もありますのでざっくりな感覚になりますがだいたい200点が良いとこではないでしょうか?
そうです肢別周回をマスターして取れる点数って実は結構ギリギリなんですね
つまり攻略法として有名なこの肢別周回を利用して狙える点数はギリギリの合格なんです

でもそもそもそういう作りをしているのが行政書士試験なのですね

え?じゃあバランスよく広範囲の方が良くない?

って思う人もいますよね?
だってギリギリの点数じゃ不安じゃないですか
それなら色々な知識を覚えた方が…ってなるのもわかります
例えば複数年受験生の方が陥っている罠がまさにこれですよね

先述した通り行政書士試験は膨大な試験範囲です
イメージ的に言えば全体で10000の知識があるとします
肢別に出てくるのが1000程度
試験では1000の知識から200点分の知識が出るわけです
で、残り100点は9000の中から出てくるわけですね
それこそ一度出たら二度とでない問題ばかりです

あなたはその9000まで覚えれるのですか?って話です

弁護士や司法書士受験生とは考え方を変えなくてはいけない

それでも行政書士試験250点とか取る人います
法学部の方ですとか弁護士や司法書士目指してる人たちですね
行政書士試験では600~1000時間の勉強が必要と言われています

司法書士は3000以上10000いるとも言われます
弁護士は1万時間以上です

彼らとはそもそもの勉強時間が違うんですね
先に上げた残り9000の知識のうち多くの部分が彼らの目指す試験の
範囲内になってるんですね
もちろんそれだけの時間が確保できる人なら問題ないです
で、あなたはそんな時間取れますか?って話です

肢別周回者が勉強で意識する事

てなわけで肢別周回者が意識することは簡単です
200点満点で180点取る意識を持つことですね
つまり打てるボールは絶対に打てるようにしないといけないという意識をもって勉強する事です

行政書士試験、私のような学歴もしょぼい高卒の人間でも受かる試験です
が100人中12人しか受かってない試験でもあります
漠然と肢別周回して答え覚えていればそれで受かるほど簡単な試験ではないです
肢別周回は凄いピッチャーからヒットを打てる狙い球を教えてくれるわけですが
ちゃんとそれを打ち返すためにはかなりの努力が必要というわけですね

模試を受けてみたり千本ノックみたいな変化球を入れてみたりとする頃かと思いますが肢別で得た知識を使える知識になっているか確認してみてください
ちょっと聞かれ方が変わるだけでわからなくなったりするのはあるあるな話

これからの数か月の頑張りが直前期に一気に花開くための肥料になります
頑張ってくださいね

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