昨日の記事でも触れたDeutschlandticketについて紹介したい。
Deutschlandticketとは、ドイツ国内のほぼ全ての公共交通機関で1か月間有効な切符のことだ。
なんて雑な説明！
私よりももっとわかりやすく説明してくださっている方の記事を読んだほうがよくわかるとは思うのだけど、参考になる記事はいくらでもあったほうがいいと思うので、私も書くことにした。

さかのぼること1年と少し前。
2022年の6月から8月のドイツに、9ユーロチケットなるものが登場した。
このチケットは、9ユーロを支払うと、ドイツ国内の公共交通機関の二等席以下が1ヶ月乗り放題になる。
実は当時夫に間違った情報を吹き込まれていたらしいのだけど（ネットで読んだ日本語の情報によると）、9ユーロチケットもドイツ全土乗り放題だったらしい。
私は夫に、一定の範囲しか（隣の州までとか）使えないと教えられていたのだけど、そんなことはなかったらしい。
ただ、去年はスイス旅行に日本一時帰国なんてのもあり、ドイツ国内を旅行する余裕なんてなかった。
それに、9ユーロチケットによって大混雑している駅の様子や電車の様子をニュースで見ていたので、ちょっとさすがにこんな電車に乗っての旅はつらいだけだなぁなんて思っていた。
とはいえ、9ユーロで乗り放題というのはたしか、最寄駅から市の中心部へ2往復すれば元が取れる値段だったので、一応買ってはいた。

そんな9ユーロチケットが無くなって1年。
ドイツに新たに登場したのが、ここで紹介するDeutschlandticketだ。
Deutschlandticketとは、ドイツチケットということ。
ドイツはドイツ語ではDeutschlandという。
英語のGermanyより日本人には覚えやすい名前の気がする。
スペルはともかく。
これも、1ヶ月有効でドイツ全土で使えるというところは、去年の夏の9ユーロチケットと同じなのだけれど、大きな違いは値段。
こちらのチケットの値段は、49ユーロだ。
前回のチケットから、40ユーロの値上げ。値上げ率は半端ないけれど、それでも1ヶ月ドイツ全土で使い放題と考えると安い。
先日も例を出した気がするのだけど、これは日本でいうなら青春18きっぷのようなもの。
ただ、5回分だけのような制限もないし、販売期間も今のところ決まっていない。（とりあえず来年も引き続き販売する予定ではある）

ところで、私が調べている時に、前の月の20日までに購入しなければいけないという情報を発見したのだけれど、そんな情報、日本語では見つからない。あれはいったい何だったんだろう？

とはいえ、49ユーロで乗り放題はとても便利なので、今月はまとめて遠出したい！なんて時にはありがたい。
というわけで、昨日第1回の遠出を終えた私は、いろいろあったとはいえ、次回の電車旅をすでに楽しみにしている。