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風の弱い日を選んで走ってきた

前置きという言い訳になるがこの文章は、
ピロウズライブ後の賢者タイムの後に来た
変なテンションに煽りをうけ酒と眠剤を流し込み
興奮しながら気絶するように(気づいたら朝だった)
狂い書いた怪文書である。

ぐちゃぐちゃ情緒で申し訳ないが、
それでも良いという変な人は読んでくれ。


先日the pillowsのライブに行ってきた。
会場はなんばHatch。
今年初のライブがピロウズなのは、
大変贅沢がすぎる。ほんまにありがとう。

なんて素晴らしいライブだったのか、
振り返ってはため息ばかりついて
ひたすらによかったばかり呟いている。
(ライブ後私はよかったbotになってしまう。)


彼らは若々しいおじさんなのに(褒めてる)
新鮮果汁100億%のフレッシュさを感じさせつつも、
今年35周年という歴史の重みを感じさせるようなグルーヴ感というかなんというか…
自分たちの体現したい事を全力で行い、
全力で楽しんで演奏をしてくれた。

本人たちが本当に楽しんでやってくれているのが
会場の振動と共にズンズン伝わってくるのが…
いや〜〜〜よかった、助かる。

私は音楽が脳みそやら心臓やら大事な部分に浸透するような、
直にブッ刺されるような、形容し難い瞬間が好きだ。
これだからライブ行くのやめらんないよね。

MCを真鍋さんがスタジオで練習していた時、
楽しすぎてみんなの前に出たら
どれだけ楽しくなっちゃうのか想像しただけで凄かった的な話をしてくれた時には
もう……合掌……🙏🙏🙏
続けてくれて、楽しんでくれて、本当にありがとうございます…….


私はライブ中演者以外にも
周りの観客の反応を見たりもする。
バスターズの驚きや喜び、感嘆の表情を見るのも楽しかった。

どうやら今回のセトリは
だいぶ珍しい曲を沢山やったらしい。
そら熱いわ、私ならその場に墓を立てる。

私はピロウズを全ての曲を履修出来ていなかったので
わからない曲が沢山あったけどそれは私にとっては新曲なのだ。
ありがとう、素敵な曲に巡り合わせてくれて。
そんな貴重なセトリを組んでくれてありがとう。

そして誰かセトリ教えてくれ、頼む。
全然わからん。


彼らの放つ眩い光に何百、何千もの地球上の人間が救われていた。はあ、すごい。
音楽一つでこんなにも心を動かす事ができるバンドがいるのがすごい。
35年の奇跡。
本当に続けていてくれて、ありがとうございますという言葉しか出ない。

MC中さわおさんが、
元気だからここにいる、だから心配しないで、
40周年目指してがんばろ。と言ってくれた。
すご、先見てるよ、強い。

だから生きろ、健康に。と強く言われた気がした。
腹の中に抱えた憎悪や怠惰なよくわからん塊を、
私の代わりにボコボコにぶん殴ってくれたような気持ち。

こんなにクソでどうしようもないゴミにも
生きろと訴えかけてくれる。
聖母?信仰の宗教が増えそう。(現に私が今信仰している宗教はa flood of circle教だ。)(宗教じゃないよ、クソかっこいいバンドだよ、武道館目指して一緒に転がります。)



大好きだったロックンローラーの死を
一緒に分かち合い音楽で供養してくれたような
そんな空気感を感じられた瞬間でもあった。

線香を焚くのではなく、音楽でフロアを燃やす、
ロックすぎる。ありがとう。


創作をしている人間はいつまでも輝いていて素敵だ。
私も何か題材を見つけて、何か書きたい。描きたい。
誰かの極小燈になりたい。
大きくなれたらその時はラッキー。

ここからはセトリについて一曲だけ触れるので許してほしい。
というか題名がほぼネタバレだよね、ごめんな。

下スクロールして読めるように改行を沢山しておくので、
若干のネタバレ大丈夫な人は呼んでくれたら嬉しいです。
古のロングロング改行方式。
PCで見てる人、もし見えてたらごめん。


















Funny Bunnyをやってくれたのだか、
やはりあの曲で好きなのはサビ。

“君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ。
風の強い日を選んで走ってきた”

私はこの部分に大変心がキュッとなった。
誰しもに響くフレーズであると思う。
勇気づけられる人間がほとんどだと思うが、私は苦しくなった。

群馬のクソ田舎で台風ばりの強風を全身で浴びてきたが、
色んな人生経験についてはとことん風が弱い日を
選んで走ってきてしまったのではないかと思っている。

今まで努力を怠ってきたせいで、
今つけが回ってきて人生ひっちゃかめっちゃかになり、
楽な道なのか辛い道なのかよくわからない道を走ってきてしまった。

ただ、それはいつになってもそれは軌道修正ができる。
いつになっても挑戦ができる、今回はそんな勇気をもらってきた。

今回のセトリでさわおさんが、若い時の曲なんかおじさんが今歌ってもよいのか悩んでいたけど杞憂だったとMCで話していた。
何事も歌いたい時に歌いたいうちに歌う、
行動にうつすのが大事なのだ。
年齢など関係はない。

やりたいことはやりたい時にやる。
人にも会いたいうちに会う。

いつ死んでしまうかわからない。
私ももしかしたら明日ぽっくり逝ってしまっているかもしれない。
世の中本当にわからない。神様残酷。
でもそれが天啓で定めなのかも知れないとも思う。
その時はそれですんなり受け止めよう。


今はその場で地団駄を踏み続け大穴を開けに開けて
なんかもうマントルまでいっちゃいそうなくらい
深くなっちゃったけど、多分まだ抜け出せる。

ということでニート、就活も推し活も頑張ります。
クソデカ感情をぶつけてやるぞ。

ここまで読んでくれてありがとう。
そしてピロウズありがとう。
BIG LOVE…


追記(2024/01/21 14:20)
セトリ送ってくれた….ありがとう….
これのプレイリスト作ります……..😭🙏

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