気がつけば、あっという間に妊娠８ヶ月になっていました。もうすぐ９ヶ月。
妊娠中のマイナートラブルがポツポツと出てきて、少しネガティブになっています。
肌のカサカサ、肌の傷が治りにくい（色素沈着しやすい）、お腹が大きくなってきて（赤ちゃんの体重はこの時期平均約１.６kg）横向きしか寝られない、恥骨が痛い、足の浮腫み、食べるとお腹がすぐいっぱいになって気持ち悪くなるなど・・・。
挙げるとキリがないけれど、これまでの妊娠中と比べて、〇〇の時よりマシとかそんな風に思って乗り切っています。
一番酷かった時は、恥骨が痛すぎて横向きも眠れず、行儀が悪いけれど立膝をして両足の隣にビーズクッションを置いて寝ていたので、それを考えると大分マシ！切迫早産と診断されて入院して点滴している時よりもマシ！と思って過ごしています。
・・・それでも、地味にパンチをくらっているような状態。解消されているわけではないので、何となく気分は晴れません。
今朝も、爪の縦線が濃くくっきりと出ていてガックリ。赤子にエネルギーをあるだけ吸い取られているように感じてしまい、母性の欠片も私の中には見当たりません。常に生存競争をしている感覚なのです。
日々、戦い。
妊娠・出産は、命懸けというけれど、今の自分の感覚とピッタリの言葉。私が生きるための栄養なんだからな！！！という母性神話が崩れ去るような気持ちで過ごしています。「自分は後回しでいいのよ」なんて思えないくらいに体の消耗が激しいです。これが高齢出産なのでしょうか。２０代の頃には考えられなかったなぁ。
自分が生きるのに必死で、赤ちゃんに気が回らないのです。胎教に良い音楽を聴こうとか、マタニティヨガをやってみようとか、そんなことにもならず日々一生懸命。確かにマタニティスイミングなどに時間がたっぷり取れたのは第一子の時だけでした。マタニティフレンドを見つけようなんて気分にもならず、今は精一杯な日々を送っています。

前回の妊娠中までは、妊娠期間にとにかくやっておきたいことをリストアップして、絶対に妊娠中に終わらせる！このチャンスを逃したら次はないぞ！くらいの勢いで過ごしていたのですが、なぜか今回はやる気が起きないのです。
やりたいことを聞かれても、このまま出産で死んでしまったら何がしたい？と考えても、全く思い描けないのです。色々な制限を外して考えても出てこない。
死んでも後悔しないかと聞かれると、漠然と後悔するだろうけれど、でも今何ができるかのエネルギーがしぼり出せない。
中医学でいう、気虚ですかねぇ。
漢方医の先生に、相談してこちらでもご報告したいと思います。