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M8. チェルシー 〜青野りえ『PASTORAL』セルフ・ライナーノーツ


今回のアルバムの曲作りは、まず関さんと二人でスタジオに入って、関さんが鍵盤で弾き語りながら即興で生まれてくるメロディをまとめていくというスタイルでした。

Aメロのピアノのフレーズを聴いて歌い始めた瞬間に、ニューヨークの街角の香りが。
ああ、ローラ・ニーロだ!すごくいい!と思いまして、これが最初に出来た曲です。

後に長門芳郎さんに教えて頂いたのですが、このアルバムの発売日10月18日はローラ・ニーロの誕生日にあたるそうで(しかも2017年は70周年でした)、偶然とはいえすごく嬉しかったです。ミラクルですね。

アルバムの舞台は東京湾メインですが、この曲ばかりはマンハッタンへワープしましょう。

グリニッジ・ビレッジ〜チェルシー界隈の通りを颯爽と歩くのは、何度破れても次の恋に果敢に挑む女

もちろんそんなに強くはないし、強がりでもありますが、このアルバムでおひとりさま女子を応援できたらいいなと思います。

'60年代ロンドンのチェルシーガールのイメージも掛け合わせて。

イントロ〜Aメロの伊賀さんの歌うベース
そして間奏の山之内さんのギターソロがとにかくかっこいい!このアルバムで一番のお気に入りです。

アウトロのコーラスはこれでもかと入っていますが、関さんの要望は『glee』みたいにとのことでした。
ゴスペル出身なので気をつけないと歌い過ぎてしまいます。最後はなんだかロックになりましたね。

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